開幕直前スペイン親善試合
- スペイン 0-0 ロシア
スペイン:4-3-3
カシージャス;セルヒオ・ラモス、パブロ、プジョル、アントニオ・ロペス(72分ホアキン)、アルベルダ(46分シャビ)、マルコス・セナ(46分シャビ・アロンソ)、セスク(46分イニエスタ)、ルイス・ガルシア(46分ラウール)、ビージャ(61分レジェス)、フェルナンド・トーレス
ボール支配率66%対34%、シュート20対3。これぞスペインという試合。巧みなパスワークでポゼッションでは圧倒するも、ゴールだけが遠い。
常にポゼッションで圧倒して押し込めるから、必然的に相手は引いて守る事になる。そうなるとゴール前のスペースが少なくなって、点をとる事が出来なくなる。1トップのトーレスはスペースを与えられると強いけど、引かれると厳しい物がある。予選も全く同じでした。
特にこの仕合は、両サイドが本来CFのビジャと、中に絞るプレーが得意なルイガルで、攻撃が中央に偏りすぎていた。これではさらにゴール前のスペースがなくなってしまう。イニエスタやセスクの進入するスペースがない。もっとサイドからピッチを幅広く使って、相手を引き出さないと。
まあ守備はある程度安定しているし、ボール回しも巧みなので、グループリーグ敗退することはないと思う。いつかはゴールも決まるでしょう。初戦のウクライナには苦戦しそうだけど、シェヴァが怪我しているので負けはしない。でもこれでは優勝候補相手には厳しいでしょうね*1。
アラゴネスも毎試合システムと人選配置をコロコロ変えて、まだ基本布陣でさえ決まってないようだし、本番に向けて不安の残る試合だった。4-3-3は決定なのかな。
とりあえずアラゴネスの中で決まっているのは、トーレスと心中するつもりという事。果たして本番で化けれるか? 今シーズンのリーガ見てると、1トップで25ゴール決めた*2ビジャ*3の方が期待出来そうだけど、トーレスはまだ若いので大化けする可能性も無きにしも非ず。プレーオフのときは化けかけたんだけど。