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仏2部グルノーブルへの移籍が決まったG大阪FW大黒将志(25)が27日、大阪吹田市内のG大阪クラブハウスで、移籍会見を行った。「ガンバの代表、日本の代表で行く、というぐらいの気持ちでやる」と抱負を語り、チーム1部昇格への貢献と自身の飛躍を誓った。また、グルノーブル側は、大黒のプレー動画をクラブのホームページで配信するとともに、個人サイトも開設し、世界へ情報発信していく。“クラブの顔”としての待遇で新天地に乗り込む。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jtoto/headlines/20051228-00000019-spnavi_ot-spo.html

日本人FWの海外初挑戦がフランス2部リーグというのは丁度良いはず。いきなり3大リーグや、それ以外の強豪クラブを選ばなかったのは正解だと思う。フィジカルコンタクトの激しさはJリーグとは比べ物にならないはず。
大黒は周りに使われて何ぼの選手。グルノーブルの状況は分からないので何ともいえないけど、周囲とのコンビネーションを早めに築きたいところ。求められるのはまず得点という結果。健闘を期待したい。

オランダリーグ・フェイエノールトのMF小野伸二(26)がイングランドプレミアリーグボルトンへの移籍を検討していると27日付のオランダ全国紙テレグラフが報じた。同紙によれば来週、小野の事務所関係者がボルトンを訪ね交渉するという。小野は今夏にもボルトン移籍を画策したが7億円ともいわれた移籍金がネックでご破算に。現在では3−4億円に下がっているといわれ、可能性が浮上した。
http://www.sanspo.com/soccer/top/st200512/st2005122804.html

中田が完全移籍させるほどの活躍を見せていないので、ボルトンとしたら代わりに日本人MFが欲しいのかな。営業面なども考えて。
ボルトンの放り込みクオリティーでは、小野が本領を発揮するのは難しいし、プレミアリーグのスタイルとの相性も良くないと思う。出来ればスペインやフランスに行って欲しいんだが。その中でもポゼッションサッカーを志向するチームに。

セルビア・モンテネグロの名門レッドスター・ベオグラードが日本代表FW鈴木隆行(29=鹿島)を獲得候補にリストアップしていることが分かった。来年1月の移籍市場を見据えて鈴木の調査に入っており、オファーに至る可能性も出てきた。レッドスターは91年にトヨタ杯を制した東欧の雄。日本との関係が深い元名古屋のドラガン・ストイコビッチ氏(40)が会長を務めており、以前から日本人選手に関心を持っていたようだ。
大宮、名古屋などJリーグの複数のクラブが鈴木に興味を示しており、周辺が騒がしくなってきた。
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2005/12/28/02.html

これはネタっぽい。名門レッドスターがFWとして本気で欲しがっているとは思えない。また日本マネー目当てなのかも。
大宮と名古屋が欲しがっているというのも意外。名古屋の新監督は鈴木のベルギー時代の監督だったらしいから、それが影響しているのかな。費用対効果を考えれば、鈴木の年俸を予算にすればそれ以上の選手を見つけるのは容易だと思うが。特徴がはっきりしていて嵌れば使える選手だけど、費用対効果を考えると現実的ではないと思う。

鹿島が日本代表MF本山雅志(26)の来夏の海外移籍を条件付きで容認した。将来、海外でのプレーを希望する本山は28日、鹿嶋市内のクラブハウスで契約更改交渉を行い、2年契約でほぼ合意。その席上で来夏に海外からオファーが来た場合には、クラブとの細かな条件を満たせば移籍できる覚書を交わした。
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/soccer/dec/o20051228_60.htm

柳沢、中田コが海外移籍して、小笠原も移籍希望、そして本山もそれに続く模様。鹿島にとっては主力中堅層がまとめて抜ければかなり痛い。
ただ小笠原の代役が不在に対して、本山の穴は野沢や深井で埋められない事もないと思う。復帰希望中の柳沢が加入すれば、そこまでの痛手でもない。痛いことに変わりはないが。
本山は軽く触れられただけでコロコロ転んで審判にアピールするプレースタイルを改善しないと、欧州で活躍するのはかなり難しいと思う。欧州の審判はJリーグの審判のようにあんなに簡単にはファウルをとってくれない。