第28節

◇大 宮 1−3 浦 和
[得点]03分:三都主、07分:桜井直人(大)、53分:闘莉王、69分:マリッチ

大宮も苦しい。

◇千 葉 4−0 神 戸
[得点]23分:ポペスク、60分:巻誠一郎、63分:ハース、83分:中島浩司

ハースはやはり凄い。彼の復帰はジェフにとって大きすぎる。
神戸はもう残留は難しい。レオンがいれば今の大分のようになっていたかもしれないのに。ちなみに帰国板レオンが新たに就任したチームは好調です。

東京V 1−2 F東京
[得点]19分:森本貴幸(V)、43分:梶山陽平、89分:ササ・サルセード

東京ダービーFC東京が競り勝った。スーパーサブリベルタドーレス杯で得点を量産していたササというのは反則。あの角度でニアをぶち抜くシュートは日本人FWでは出来ない。
ヴェルディは残留に向けてかなり厳しくなってきた。

◇鹿 島 1−0 名古屋
[得点]59分:本山雅志

名古屋は外人FWがいなくなって苦しい布陣。失点場面は、その前に攻め上がった秋田が不用意にボールを奪われて、その隙をカウンターされたのが致命的だった。本山はその前に決定的なチャンスを外したプレーを挽回するゴール。
ゴールをアシストした左SBの洗井場も良いプレーが多かった。守備では対面する超快速の杉本にうまく対処していたし、機を見ての攻撃参加でチャンスを演出していた。代表の左SBは人材難なので、一度くらい試してみても良いと思う。
名古屋がリードされた後、1トップの中山に代えてMFの本田、得点力のある藤田に代えて山口を投入した監督の采配はどうなんだろう。スピードのある杉本のFWにポジション変更したけど、リードされていて裏のスペースがあまりない時には効果がないと思う。この交代で前線に高さがなくなったのも痛い。
相変わらず藤田は献身的にフリーランを繰り返すも、味方が連動して動いたりパスを送ったりするプレーがほとんどない。名波みたいに巧く使ってくれる選手がいないと活きない。名古屋の中では本田にその可能性を一番感じるけど、なぜか擦れ違いに交代して同時起用はなし。藤田は積極的になコーチングや、率先してボールにプレスにいったりと、チームに貢献している事は間違いないけど、ジュビロでの活躍からは程遠い出来。これだと代表復帰は厳しいと思う。
名古屋の中心選手の中村は、ボールを持った時のドリブルやシュートは良いモノを持っているけど、オフ・ザ・ボールの動き、判断力、ポジショニングに問題あり。代表に推す意見もあるけど、まだまだ通用しないと思う。藤田との相性もあまり良くない。
名古屋はまともな後任監督がいないのに、なぜネルシーニョを首にしたのか疑問。ネルシーニョは機能していない時の試合中の選手・システム変更がけっこう的確だった印象があるし、ジュビロにとっては弱点を効果的に突いてくる凄く嫌な監督だった。今の監督は采配が消極的すぎる。名古屋には経験豊富な監督の方が合っていると思うけど。
もしかして名古屋のフロントは大分のシャムスカを狙っていたりして。以前、ジェフからベルデニックを強奪したかのように。

◇G大阪 1−2 大 分
[得点]65,70分:マグノ・アウベス、74分:遠藤保仁(G)

シャムスカ・マジック凄いな。こういうのを考えると、サッカーは選手ありきで監督はあまり関係ないなんていう意見には賛同できない。シャムスカが来る前に大分と当たっておいて良かった。後で見てみるか。

◇新 潟 1−0 横浜M
[得点]38分:エジミウソン

菊地が守備で頑張っていた。新潟は外国人助っ人3選手を前線に配置して、残りは全員で守りきろうとする割り切ったサッカー。けして好質な内容ではないけど、残留のためには間違っていない。一番大事な気持ちでもマリノスを上回っていた。ホームでは強いし、残留は何とかなるのでは。
一方のマリノスは、久保の長期離脱と安の移籍があったとはいえ、戦力を鑑みると信じられない順位。得点力不足は深刻。でもまあ降格はしないでしょ。昨シーズンまでは好調だった奥が、今シーズンは不調なのも痛いかな。