RUMBLE ON THE ROCK

ギルバート・メレンデス(2R レフェリーストップ)ケイナン・カクー●
○デニス“スーパーマン”ホールマン(1R チョークスリーパー)ロス“ザ・ボス”エバネズ●
アントニー・ハードンク(1R キーロック)ウェス“ザ・プロジェクト”シムズ●
○クリストフ・ミドゥ“ザ・フェニックス”(1R TKO)マイク・マローン●
○アイトール“スペンサー”カナップ(1Rギロチンチョーク)ジュダ・アアロナ●
ショーン・オヘア(1R レフェリーストップ)大山 峻護●
○中尾 芳広(3R 判定)ウェリス“キャベツ”コレイラ●
ホイラー・グレイシー(2R 三角締め)宮田 和幸●
○カーター・ウイリアムス(1R KO)“グリーン・ベレー”トム・ハワード●
○BJペン(3R 判定)ホドリゴ・グレイシー

「僕はブラジル人以外で、初めての柔術王者でもあるから、グレイシーをパスガードすることもそんなに難しいことじゃない。今度は日本で桜庭と戦いたいね。サクラバ、B.J.ペンは試合にいくぞ!」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/live/200411/20/a10.html

なんといっても凄すぎるのはBJペン。本来70㎏の選手が、-77kg級世界最強のマット・ヒューズに一本勝ち、さらにもう一つ上の階級で強豪ホドリゴ・グレイシーを倒してしまった。もはや生ける伝説ですな。「グレイシーをパスガードするのは簡単」というコメントも格好良いですな。
そしてなんと桜庭戦を希望。ランブル・オン・ザ・ロックの提携先はK-1なので、PRIDEの桜庭とペンが対戦するのは不可能とも思える。それに今の桜庭は増量により90kg前後の体重がある。実現はないですな。ペンは大晦日に誰と戦うんだろう。須藤元気が噂に上がっているけど、まともに相手になるとは思えない。体重差も今では大分あると思うし。宇野ちゃんも同じ。日本人を売り出すためにはペンの壁は厚すぎる。K-1で不当な扱いを受けなければいいが。PRIDEに来たところで、売り出し中の五味を撃破してしまいそうで扱いづらそうだけど。あとペンつながりでベヒーシモも来日参戦してくれないかね。
ホイラーは順当に宮田に勝った模様。いくら身体能力に優れた五輪レベルのレスラーであっても、デビュー戦で経験豊富なホイラーに勝つのは無理だったか。それでも三角を持上げてバスターで叩きつけてパウンドしたりと、かなり拮抗した内容だった模様。この先楽しみですな。スタンド・グラウンド両局面での打撃を覚えればかなり強そう。きっちり三角で勝ったホイラーもやはり素晴らしい。
痛いコメントで嘲笑の対象となっていた中尾が、UFCの常連キャベージにまさかの勝利。まさか本物なのか? 「金網でひじを押し付けたのが(対戦相手の愛称“キャベツ”の)千切り」みたいなコメントがもう少しまともにならないと苦しいと思うけど。この勝利でまた藤田戦を熱望するかと思うとウンザリ。誰も見たくねーよ。ドン・フライとの再戦もなー。シュルトとやりなさい。シュルトの売り出しの犠牲となってもらおう。
PRIDEからK-1側に転身したと噂される大山峻護は、元WWEショーン・オヘアと打ち合いを挑んで惨敗。なんで33㎏も体重差もある選手と対戦するかなー。最初から同階級の実力に見合った選手とやっていれば、今ごろかなり有望な格闘家に育っていたかもしれないのに。売り出し中だった頃の大山の勇姿が懐かしい。
カーター・ウイリアムスも上々の総合デビューを飾った模様。身体能力と打撃センスは中々なので、経験を積んでいけばおもしろそう。なんといってもまだ若いし。