U-19日本代vsU-19トルコ代表

北京五輪の中心世代になる現U-19代表。平山が五輪、梶山、渡辺、杉山なんかがJ関係で不在。それでも中々の好メンバーが揃っている。ジュビロ関係では、FWのカレン・ロバート、GKの松井謙弥が出場。システムは3-5-2。
前半の試合展開は互角。終盤は日本ぺース。日中の熱さに加え、長距離移動の疲れなのかトルコは足が止まってしまった。その差がスコアに表れた。2-0で勝利。
例の如くこの世代も攻撃的MFが飽和状態。梶山に代わって、今日は鹿島でけっこう活躍しているOMFの増田がボランチの一角。小林と増田のボランチコンビということで注目したんだけど、そこまで機能せず。飛び出しは結構良かったけど、守備やパス精度に不満が。トップ下の兵藤にも良い形でボールが渡らない。本職ではないから仕方ないか。
後半に兵藤をボランチに下げて、中山をトップ下に投入すると流れが変わる。解説の大榎さんも言ってたけど、兵藤が前を向いて良いパスを供給できるし、中山が良い感じでチャンスメイクをしていた。PK奪取までした中山はかなり良い。サンガではどうなんでしょうか。兵藤が大学生というのは勿体無いな。平山もそうだけど。
FW先発のカレンはかなり活躍。スピードを生かしたドリブル突破や、周りを活かすチャンスメイク能力はこの世代トップクラスだな。今日はパスが良かった。でもFWとしては微妙かも。点を奪うという意識はイマイチ希薄で、味方を生かすプレーを多く選択してしまう。後半、中盤左サイドに下げた方が機能していたんで、FWよりサイドハーフで使った方が活きるかな。3バックだと守備に不安はありすぎますが。
森本はゴールに絡めず。ドリブル突破と、一回カレンへのワンツーパスでチャンスを演出したくらいか。この2人は結構相性が良さそう。
全体的にミスが多すぎ。特にDFラインからのショートパスや、ボランチからのバックパスをミスるのは致命傷になりかねない。アテネでも目立ったけど、自軍ゴール付近でのパスミスには注意してもらいたい。