09号感想

アイシールド21
 亀仙人・ガイル・マリオ・ルイージオバQ・ルフィ・ガメラフセイン手塚治虫なんかが扉絵にでいた。凝ってるな。
 今週は完全なギャグパートだね。砂嵐とかメチャクチャだったけど、勢いがあったんでけっこう笑えた。その中でキッドの早撃ちのコマが際立っていてかっこよかった。
 ただワイルドマシンガンズ勢の紹介を兼ねて、真面目に試合とエピソード展開をすると思ってただけに、少し肩透かしを食らった感はある。そこんとこは来週以降に持ち越しかな。
 ゲームが始まる前に、まもり姉ちゃんがいるからセナが本当の実力を出せないという縛りはうまいと思ったけど、解決方法がご都合主義に感じたのが少し残念。いずれ描くであろう「アイシールドが自分だと告白するシーン」は楽しみだな。自分から言うか、ばれてしまうかのどちらかは判らないけど。ここはお茶に濁さずにしっかり描いてもらいたい。
ONE PIECE
 ロビンの能力をうまく使えば万事解決するんじゃないの。外部からの妨害アリってのもルフィが本気出せば一発んのような気もする。制限をう少し設けて、その中で展開させた方がよかったような気もする。敵側の妨害がおもしろければいいんだけど。まあうまくレースを盛り上げてください。
NARUTO
 新たに戦える場を設けてナルトと君麻呂の一対一の状況を作ったのは、バトルを盛り上げるために有効だと思う。ここまできたら、もうこの2人の対決に絞ってもいいんじゃないかな。ここでまたシカマルとキバのそれぞれのバトルを、長い時間かけて描くのには賛成できない。
スティール・ボール・ラン
 あの玉は何なんだろう。なんかおもしろそうだ。車椅子の少年の脚まで治るのか。その少年お名前はジョニー・ジョースター。結局ジョジョを出すんだ。ネームどおりこの少年の成長物語になるんだろうか。一部を思い起こさせるような展開なだけに、知ってる人は楽しめるんだけど、一つの物語としてはどうなんだろう。まっ自分にとって面白くなればなんでいいや。
武装錬金
両者の視点から物語を追っていく過程はうまい。話の展開的にもおもしろい。でも漫画系サイト界で大絶賛されている和月のギャグセンスがどうも合わないんだよなあ。風呂場でのギャグとか。別に下ネタが嫌いな訳じゃないんだけどね。まあ、見る目がないですから。
BLEACH
 このタイミングで阿散井恋次を出してくるのはウマイな。一緒に来た主人公の仲間キャラ達よりも魅力的なだけに、今後の一護の戦いにうまく絡んでくることを期待したい。
 その後のバトル部分も、夜一が一護の腹を刺すという意外性もあったり、速さを競う描写に迫力があってかなり楽しめた。追いかけっこのコマ割りはスピード感抜群。夜一の「治す」というのは一護の怪我という表面的な意味だけではないんだろうな。この辺の謎も気になる。これからまた修行というのが少し気にかかるけど。
テニスの王子様
 ここで負ければ青学敗退か。この勝負の結果は読めない。なにせ誰もが主人公の挫折を予想するであろうシーンで、主人公がスーパーサイヤ人化するくらいだからな。予定調和を破るというのも、いいんだか悪いんだか。
LIVE
 鎖を操るシーンがウケタ。なんだあの変態ポーズは。そしてまた拉致監禁か。飽きずによくやりますな。
DEATH NOTE
 全てがうまく行き過ぎな気もするけど、月の作戦がうまくいく様がテンポよくて面白かった。尾行者の名前は判明したけど、それをデスノートに書くなんてことはしないだろうな。判明した名前はどんなふうに利用していくんだろう。
銀魂
 シリアス部分はけっこうよかったよ。普通の時代劇モノをやった方がよかったかもしれない。ただ新撰組を出した意味はなかったんじゃないか。気軽に使っていいキャラじゃないよ。出すなら相当魅力的にしなければいけない。
HUNTER×HUNTER
 ただの殴り合いだけでなくて、それぞれの意地と信念の闘いがおもしろい。ナックルの本気と共に、念能力も気になるところ。バトルシーンメインなだけに、どうしても絵の荒さが目に付いて迫力不足なのは残念だった。
ごっちゃんです!!
 相撲ルールでの、柔道に対する相撲の優位性をうまく表現できてたね。迫力があって面白かった。主人公よりも他キャラクターの活躍する回の方が面白いのはこれ如何に。
 つの丸先生にはプロレスか格闘技漫画をリアル路線で描いてもらいたいな。マキバオー後期を見る限り画力は十分あるだろうし、プロレスや格闘技に関する知識も豊富だろうし。「ごっちゃんです!!」でも出てくる元ネタのNOHAレスラーの似顔絵なんかそっくりだしな。