08号感想

スティール・ボール・ラン
 荒木飛呂彦、新連載。
 サンドマンなる人物が怪しげな現象と共に紹介される。あの「手」のようなものはスタンドなのか?そして「スティール・ボール・ラン」というレース説明へ。このレース内容が凄くおもしろそう。レースという限定された状況が舞台ということで、荒木先生の持ち味である「駆け引きの妙」が存分と生かされそう。
 そのレースでのライバル紹介へ。こういうベタな展開も新鮮でいいね。ライバルの中には馴染みの名前がいくつかあり、ジョジョかそうでないかの答えはパラレルワールドとのこと。6部と微妙に結び付けてきたわけか。うーん、この辺は賛否両論だろうな。まったくの新設定で見てみたかったし、正直ディオという特別なキャラは使って欲しくなかった。まあ、こうなったらなったで旧作からのファンならではの楽しみがあるんで「アリ」にしておこう。ホル・ホースとかこの舞台に似合いそうだ。
 その後の「失敗」についての台詞なんか荒木節全開で最高。そしてようやく主人公のジャイロ・ツェペリ登場。なにやらこいつも不思議な能力を持ってるっぽいな。スタンド以外の新機軸にも期待したい。
ONE PIECE
 今回の話は展開が速くていいね。いつもこうだったらありがたいんだけど。勝負種目がレース・球技・戦闘・とのことだけど、おそらくそれぞれに限定されたルールがあるんだろうな。こういった限定された状況で作者がどんなものを見せれるか期待したい。
デスノート
 あらら、取引はしないのか。月とリュークの取引の過程でそれぞれのキャラを立たせるのが目的だったのかな。それともいずれまた関係してくるんだろうか。その後の二人のやり取りを含めて楽しめたから関係なくても別にいいけど。
 次はデスノートの新たなる能力について。ここでもLとの駆け引きが。ノートの方は色々とできるのね。ここで自分から疑いが晴れるように、自分を襲わせたりするんだろうか。そしてそれを助けるために凶悪犯を殺すのは電話した女の子とか。なんにしろ、ろくな使われ方されなそうだ。
NARUTO
 今週はテンポが速くてよかった。崖に落ちた二人はもう個別に決着つけなくていいでしょ。新キャラ導入で全くなかった緊張感も増したし、テンポよくお願いします。
銀魂
 新撰組に美形キャラとは早くもテコ入れかな。シリアス調にするなら最初からそうすればよかったのに。少し唐突過ぎるな。まあ、主人公の過去と共にこれからの展開に期待したい。
LIVE
 スゲーよ。ナンパに失敗しただけで、校庭に改造車で突入して、注意した先生に間髪入れず「やかましーセンコー」と木刀で一撃ですか。しかも腕を車で潰してるし。なんて時代錯誤な奴らだ。梅沢先生も半ば確信犯だろうな。いちゃもんのつけ方も素晴らしすぎる。鎖で服も破けりゃ、サッカーボールも破裂する。このまま打ち切りへと突っ走ってくだちゃい。
BREACH
 今週も伏線はりまくりだな。ルキアと浮竹の頭をよぎった人物と一護との関係性。一護と最終決戦とは当然行かずに、夜一が乱入。夜一もやはり浮竹や百哉達と関係アリ。クライマックスとか煽られてるけど、伏線がたくさん残されてるんでまだまだひと悶着あるでしょう。
 ところで他の仲間キャラ達の出番が全然ないな。このルキア救出編って一護一人で来ても全く問題なかったような気がする。描くキャラを増やしすぎると焦点がぼやけてしまって、どのキャラがも中途半端になってしまう恐れがある。「NARUTO」もナルトとサスケ、あと強いて言えばネジやリー位に絞って描けばいいのに、チョウジとかの脇役までへたにしっかり描こうとするからキャラが増えすぎて中途半端になる。某テニス漫画にいたっては何も言いますまい。描くなら描く、描かないなら描かないとはっきりさせた方がいい。石田やチャド達が今後の展開にうまく生かされることを期待する。
アイシールド21
 アメリカ合宿編にワイルドガンマンズ持ってきましたか。ただの修行編に終わらせずに、ライバルチームもここで立たせておこうとするのはいい展開だね。キッドにもなにやら色々ありそうだし。今後、都大会で戦う時にこのアメリカ編で触れた事が生きてくるだろう。安定してますな。
ごっちゃんです!!
 相変らず主人公はスポーツ物としては魅力ないキャラだけど(ギャグとしてはアリ)、片や脇役の純太がおいしい描かれ方をしている。コンプレックスを持っていて、相撲に対し消極的な彼の成長が今後描かれていくだろう。打ち切りされなければね・・・・・。