ブンデス他

ブンデスは比較的移籍マーケット開幕が早いですな。加入も放出も。

イングランドプレミアシップチェルシーFCは15日、FCバイエルン・ミュンヘンのドイツ代表MFミヒャエル・バラック(29)の獲得を発表した。
http://jp.uefa.com/footballeurope/news/Kind=2/newsId=421553.html

今オフ一番のフリーの大物バラックチェルシー移籍。誰を控えにするのかとか、ランパードとの共存バランスとか、課題は色々あるんだろうけど、モウリーニョのことだからしっかりと仕上げてきそう。
4-3-3なら、マケレレの前方にランパードバラックを並べる3センターになるのかな。何にしても強烈な戦力補強だ。これで今シーズンの容易ランパードが調子を落とした時期も、攻撃力が著しく減退する事はなさそう。

FIFAワールドカップ・ドイツ大会に出場するブラジル代表MFゼ・ロベルト(31)が、今季限りでFCバイエルン・ミュンヘンを退団することになった。
http://jp.uefa.com/footballeurope/news/Kind=2/newsId=423061.html

バラックに続きゼ・ロベルトもか。レバークーゼンからやってきた二人が同時に退団ですか。リザラズとイェレミースといった歴戦の勇者も引退したし、来シーズンのバイエルンは大変そうだ。

来季のUEFAチャンピオンズリーグに出場するドイツのベルダー・ブレーメンが、FCポルトのブラジル人MFジエゴを推定600万ユーロ(約8億4000万円)の移籍金で獲得した。
http://jp.uefa.com/footballeurope/news/Kind=2/newsId=423650.html?cid=rssfeed&att=footballeurope/index

トップ下のミクーが高齢だし母国フランスに帰るかもしれないので、後釜としてジエゴと。すぐに代わりは出来ないだろうけど、控え兼後継者候補としてなら悪くないのでは。
ジエゴはサントス時代に今をときめく元同僚ロビーニョより評価が高かった天才MF。類稀なパスセンスを有すも、欧州トップレベルに置いては、トップ下にしては得点力や局面打開力が足りなく、ボランチにしては守備力が足りないという、現代サッカーにおける天才肌MFにありがちな伸び悩み方をしている*1
ブレーメンは組織的にしっかりしているチームだし、攻撃センスを生かす下地は整っている。1皮剥ければ面白そう。

来季のUEFAチャンピオンズリーグに出場するベルダー・ブレーメンが17日、FCインテル・ミラノのDFピエール・ウォメ(27)を獲得した。
http://jp.uefa.com/footballeurope/news/Kind=2/newsId=422658.html

シュルツの控えにですか。あとブレーメンはCB獲った方が良いね。CBさえ強力になればかなり安定すると思うよ。

セリエAACミランが、FCインテル・ミラノの左SBジュゼッペ・ファバッリ(34)を獲得した。契約は2008年6月のまでの2年間。移籍金は発生していない。
http://jp.uefa.com/footballeurope/news/Kind=2/newsId=422689.html

ウォメが去ったインテルはファバッリも移籍。左SBどうするんだろう。
DFラインが老朽化しているミランが何故ファバッリを獲るのかは謎。左はヤンクロフスキもいまいちフィットしないし、セルジーニョとファバッリのおっさんコンビで凌ぐつもりかしら。
どちらのミラノ勢も崩壊しそうなユーベからザンブロッタを狙ったら良いと思う。若手ならクロスが正確なヴィオラのパスクワル、CB兼任タイプならローマのキブ。

イングランドプレミアシップトッテナム・ホットスパーFCは17日、バイヤー04レバークーゼンブルガリア代表FWディミタル・ベルバトフ(25)を1600万ユーロ(約22億4000万円)の移籍金で獲得することで合意した。ベルバトフは契約条件でも合意しており、労働許可証の発給の後に正式に移籍する。
http://jp.uefa.com/footballeurope/news/Kind=2/newsId=422663.html

ベルバトフは水準以上の決定力があるだけでなく、正確なポストプレーで前で基点にもなれる貴重な存在。22億はけして安くないけど、欧州を目指すスパーズにとっては良い補強だと思う。
2トップを組むキーンやデフォーとの相性も良さそうだし、ミドより精神面で安定しているので計算できる。プレミアのサッカーに馴染めれば爆発も期待出来る。
それにしてもスパーズといい、昨シーズン無駄遣いしまくったニューカッスルといい、プレミアはCL圏外クラブでもこんな移籍費用が出せるというのは凄いな。

ハンブルガーSVのFWセルゲイ・バルバレズ(34)が、バイヤー04レバークーゼンへ2年契約で移籍した。
http://jp.uefa.com/footballeurope/news/Kind=2/newsId=422686.html

ブンデスリーガの174試合で65得点という得点力だけでなく、アシストも非常に得意としている。CFからリベロまで中央ならどこでもこなせるユーティリティ性も抜群。レバクにとっては間違いなく戦力アップ。逆にHSVにとっては痛すぎる。FWが太ったアイウトンとラウトでは厳しいよ。

*1:小野伸二もこれに近いよね。ピルロやデラ・ペーニャはここから抜け出した。