チェコ代表 - フットボール・バーリトゥーダー

ＧＫ：
ヤロミール・ブラゼク（スパルタ・プラハ）、ペトル・チェフ（チェルシー／ENG）、アントニン・キンスキー（サトゥルン・ラメンスコイェ／RUS）
ＤＦ：
ズデニェク・グリゲラ（アヤックス／HOL）、マレク・ヤンクロフスキ（ＡＣミラン／ITA）、マルティン・イラネク（スパルタク・モスクワ／RUS）、ラドスラフ・コヴァチ（スパルタク・モスクワ／RUS）、パヴェル・マレス（ゼニト・サンクトペテルブルク／RUS）、ダヴィド・ロゼーナル（パリ・サンジェルマン／FRA）
　トーマシュ・ウイファルシ（フィオレンティーナ／ITA）
ＭＦ：
トーマシュ・ガラセク（アヤックス／HOL）、ダヴィド・ヤロリム（ハンブルガーＳＶ／GER）、パヴェル・ネドヴェド（ユヴェントス／ITA）、ヤロスラフ・プラシル（モナコ／FRA）、カレル・ポボルスキー（ディナモ・チェスケ・ブディヨビツェ）、ヤン・ポラク（ニュルンベルク／GER）、トーマス・ロシツキー（ボルシア・ドルトムント／GER）、ヴラディミール・スミチェル（ボルドー／FRA）
ＦＷ
ミラン・バロシュ（アストン・ヴィラ／ENG）、マレク・ハインツ（ガラタサライ／TUR）、ヤン・コラー（ボルシア・ドルトムント／GER）、ヴラティスラヴ・ロクヴェンツ（レッドブル・ザルツブルク／AUT）

主力にベテラン多し。世代交代には成功していない。やはりこのチームのピークは2年前のEUROだったと思う。恐らく主力メンバーの多数はこの大会で代表引退が濃厚。最後の輝きを見せられるのか。

長期離脱していたコラーの復帰は大きい。ブンデスリーガ最終節での復帰戦では2ゴールと存在感を見せ付けた。彼の安定したポストプレーからチェコの攻撃は始まる。

04EUROと違って優勝候補ではないけど、ダークホースとしては面白い。連係や組織力などのチーム力は世界随一。個人頼みの大国相手に番狂わせを演じる可能性は十分ある。2年前のバロシュのようなラッキーボーイが現れれば面白そう。ロシツキーの覚醒なるか。

ところで監督のブリュックナー、次期日本代表監督として有望と思うのだが、どうだろう。代表チームでの経験は抜群、洗練された組織作りには定評あるし、試合中の采配が素晴らしい。協会にはぜひ注視してもらいたい存在。元代表コーチのハシェクが日本で選手＆監督経験がある日本通だし、二頭体制でどうでしょう。かなり理想的なコンビと思う。