ルーニー骨折

ウェイン・ルーニープレミアリーグチェルシーマンチェスター・ユナイテッド戦で負傷してしまった。検査の結果、右足甲(第4中足骨)の骨折が判明した。BBCは彼のワールドカップ出場が危うくなったと報じている。イングランド代表のワールドカップ初戦まではあと1カ月半。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20060430-00000021-spnavi-spo.html

やはりチェルシーvsマンUで一番気になったのはこれ。痛がり方が半端でなかったのでヤバイと思ってたら、なんと骨折とは。WCのスター候補が万全の状態で出れないのは悲しい。

イングランドにとって一番重要選手なので、これはダメージ大きすぎでしょう。例えばランパードやジェラードも中心選手だけど、この2人の内どちらかがいれば、イングランドのCHは優秀なので何とかなる。むしろバランス的にはタイプが被らない組み合わせに出来る面もある。テリーとリオも重要だけど、イングランドのCB層は世界一なのでCHと同じ理由で何とかなる*1。4年前と違って、オーウェンベッカムは絶対的な選手ではない。

でも前線と中盤を繋ぐホールの位置で、攻撃の組み立ての中心を担い、決定力も一番のルーニーの代わりを務める選手はいない。能力的にもタイプ的にも。今シーズンのプレミアでも、斜陽のマンUを20歳のルーニーが引っ張っている。EURO前の代表では新星といった扱いだったけど、今は絶対的な中心選手にまでなった。エリクソンは完治せずとも連れて行くだろうけど、コンディションがどこまで戻るかは微妙なところ。

別にイングランド代表は好きなチームでないけど、WCの盛り上がりのために何とかルーニーには間に合って欲しい。決勝トーナメントから復帰でも良いので。4年前のベッカムに続き、イングランドは災難ですな。

*1:例えばキャラガーで遜色ない。