いよいよ開催まで10日を切った22日、「K−1 PREMIUM 2005 Dynamite!!」(12月31日・大阪ドーム)の記者会見が都内・ホテルで行われ、ホイス・グレイシーとの対戦が決定していた秋山成勲のぎっくり腰およびヘルニア併発による欠場と、それにともない対戦カードがホイス・グレイシーvs所英男永田克彦vsレミギウス・モリカビュチスに変更することが発表された。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/headlines/20051222-00000026-spnavi-spo.html

秋山負傷の余波でカード変更により、元々微妙だったカード編成がさらにつまらなくなってしまった。
90kg近くあるホイスと、70kgにも満たない所では体重差がありすぎる。永田とも体重差があったけど、永田は総合初挑戦というハンディがあったから勝負論で興味が持てた。でもホイスはトップモードからは程遠いとはいえ総合慣れしているし、同じグラップラーの所では相性的にも体重差がもろに響く。このレベルで20kg差は埋めがたい。秋山欠場でホイスの相手が消えてしまったとはいえ、既に決定している永田vs所をわざわざ壊してまで組むカードではないと思う。理想は所vs高谷*1グレイシーに拘るなら同階級のホイラーの方が良かった
永田vsレミーガも唐突過ぎる。グラップラーの所から、直前でストライカーのレミーガへの変更は酷。ヤンサン「永田克彦物語」は色々な意味でおもしろかったのに。

また、この日はカードの変更に併せてジェロム・レ・バンナvsアラン・カラエフのHERO’Sルール戦が新たに追加され、さらになんとロックスター矢沢永吉の参戦も発表。予想だにしなかった“超大物”の特別参加で、Dynamite!!が「打倒紅白」を目指す。

バンナvsカラエフも微妙。永ちゃんはお茶の間対策かな。

*1:のような同階級の強豪日本人