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セリエAレッチェのグイド・アンジェロッツィ強化部長が19日、日本代表入りが期待されるF東京のMF今野泰幸(22)獲得に乗り出していることを認めた。
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/soccer/dec/o20051219_25.htm

今野は今シーズン低迷した東京の中でも傑出したパフォーマンスを見せていたし、タイプ的にもセリエA下位チームでなら十分やっていけそう。東京にとって必要不可欠の人材だけど、レッチェは本気のようだから可能性はあるかもしれない。今野の契約年数とかはどうなってるのかな。
来年のWCを目指す今野の今の状況は、最激戦区のボランチでの当落線上に過ぎない。たとえ来シーズンにJリーグで大活躍しても、順番待ちのジーコジャパンでは序列は変わりそうもない。でも、もしセリエAでレギュラーを奪取して活躍すれば、海外組み大好きのジーコの序列は上がる可能性大。
もう22歳と海外初挑戦するには若くないし、オファーが来る内にぜひ挑戦して欲しい。守備戦術世界一のセリエAでプレーすればボランチとして大成長しそうな逸材だと思う。

FC東京が6月の世界ユース選手権で活躍した千葉のMF水野晃樹(20)に完全移籍のオファーを出したことが分かった。04年に清水商から千葉に入団した水野はサイドも中央もプレー可能な技術の高い攻撃的MF。オシム監督に鍛えられ、世界ユース選手権では1次リーグで2得点を挙げる活躍を見せた。水野は来季もオシム監督の下でのプレーを望んでいるが、交渉の行方が注目される。
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2005/12/20/06.html

石川が長期離脱中の右サイドに若手有望株の水野という事か。
水野は年俸が滅茶苦茶安いけど、まだ若いから移籍係数*1が高いので移籍金はそれなりに高額と予想される。将来性を考えれば悪い補強策ではないとはいえ、ポジションの被る選手が多い東京にとって、高額な移籍金を払ってまで必要な選手かどうかは微妙。
水野がオシム監督の下でのプレーを望んでいるなら実現しないでしょう。ただいずれオシムは退任するわけで、その時の状況次第では争奪戦になりそう。
それにしても毎年のようにジェフ選手は移籍ターゲットとして狙われてますな。最近のチーム成績はJ上位だし、チーム内部の雰囲気の悪さなどもなさそうなのに。やはり年俸が低すぎるゆえか。他チームと比べるとジェフの選手の年俸は際立って安い。ここ数年上位常連のチームとは思えないほどに。この辺を何とかして解決していかないと、オシムが去った後は苦労しそう。

Jリーグ1部(J1)F東京は20日、ブラジル人のガーロ氏(38)が新監督に就任すると発表した。退任した原博実監督の後任。
ガーロ氏はサントスやサンパウロなどブラジルの名門クラブで選手として活躍した。指導者としては2002年にコリンチャンスで、現在ブラジル代表を率いるパレイラ監督のもとでコーチを務めたのがスタート。ことしはサントスを指揮した。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jtoto/headlines/20051220-00000023-kyodo_sp-spo.html

サントスでそれなりの成績だったのに、名古屋を解雇されて出戻ったネルシーニョに監督の座を追われたらしいが。若手有望下部の多いチームに38歳という若手監督。嵌れば怖いかも。
東京はアモローゾと仮契約したらしいとか、今シーズンの移籍の噂は活発。加地や今野などの移籍が噂されている主力が残留して、新戦力が加入すれば来シーズンは台風の目になりそう。

名古屋がアテネ五輪韓国代表MF金正叉(キム・ジョンウ、23=蔚山現代)を獲得する、と19日付の同国の中央日報が報じた。金はアテネ五輪で8強入りに貢献しA代表も経験。182センチ、68キロと線は細いが、柔らかいパスを駆使する。名古屋は今オフの補強を外国人に絞り込んでいた。
http://www.nikkansports.com/ns/soccer/p-sc-tp0-051220-0014.html

オランダ人監督が就任して、補強候補が韓国人というのは何とも微妙。新監督のフィロソフィーをよく理解する選手の補強というのが一番適切に思うが。オランダやベルギーからリストアップした方が良いのでは。

サッカーJ1のセ大阪は19日、ユースチームに所属し高校1年の柿谷曜一朗(15)が来季から入団すると発表した。プロ契約について、Jリーグ規約は「満16歳以上」と定めており、契約は誕生日となる来年1月3日以降の予定。締結されれば森本貴幸(東京ヴ)と同じ、16歳でのプロ選手が誕生する。
http://www.asahi.com/sports/fb/OSK200512190068.html

この世代随一の天才少年と評判の選手。OMFとしては小野以来の逸材と各種メディアで持上げられていた。過大評価なのかそうでないのか早く見てみたいところだが。
海外では有望な若手選手がいたら、他クラブに青田買いされる前にプロ契約を結ぶというのは鉄則。本物の逸材だったら海外クラブが横槍を入れてくることも考えられるんだから、有望選手のプロ契約年齢が低年齢化する傾向があるのは良い事だと思う。
セレッソは高校№1FWの森島も獲得したし、もう一人高校在学中のプロ契約選手がいるなど、若年層補強にお熱な模様。あとは磐田と競合中の堂柿。関西の大学に進学しながらのプロ行きを目指すらいいので、移動距離の負担が軽減されるセレッソ行きが濃厚らしいが。

この度、静岡産業大学 犬塚 友輔選手の、来季(2006シーズン)からのジュビロ磐田への加入が内定しましたのでお知らせ致します。
http://www.jubilo-iwata.co.jp/news/2005/1220_1kdd.php

サテライトで活躍していた大学生が新加入決定。ユース出身選手というのも影響したのな。これで今オフの新卒入団選手は打ち止めになりそう。
後はセレッソと競合中の堂柿しか噂を聞かない。今年は目玉選手の獲得合戦には尽く敗れているのであまり期待できませんな。来年の新卒入団選手は伊藤翔が目玉選手。早めに目星をつけておいて欲しいところ。

*1:この前時代的な制度は一刻も早く改善すべきよ。