組み合わせ決定

左側のクラブが第1戦をホームで開催
チェルシーFC (ENG)v FCバルセロナ (ESP)
レアル・マドリーCF (ESP) v アーセナルFC (ENG)
ベルダー・ブレーメン (GER) v ユベントス (ITA)
FCバイエルンミュンヘン (GER) v ACミラン (ITA)
PSVアイントホーフェン (NED) v オリンピック・リヨン (FRA)
AFCアヤックス (NED) v FCインテル・ミラノ (ITA)
SLベンフィカ (POR) v リバプールFC (ENG)
レンジャーズ (SCO) v ビジャレアル(ESP)
http://jp.uefa.com/competitions/UCL/news/Kind=1/newsId=380330.html

2005-06UEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦のカードが決定しました。またもビッグクラブ同士のカードが並ぶ。そして因縁のカード。UEFAは盛り上げ上手。

やはり注目は前回大会の再戦となるチェルシーvsバルサ。またも優勝候補同士がトーナメント初戦で激突。これは楽しみすぎるけど、どちらかが1回戦で消えるのは勿体ない。
バルサはいつものように自分達が主導権を握って攻めるポゼッションサッカーを貫くはず。片や戦術的柔軟性に富んだチェルシーは、状況によって戦い方を変えてくると思う。ただし、基本的にはラインを下げてゴール前をがっちり固め、バルサのハイラインの裏のスペースを狙うカウンター狙い。全局面で興味深い戦いが見れそう。
去年とは違うホーム&アウェーが逆という対戦順がどう影響するか。第2戦ホームが有利というのが定説だが……。

レアル・マドリーvsアーセナルもビッグクラブ同士の対戦。両チームが全盛期だった数年前は夢のカードだったけど、いまや色褪せてしまった印象もある。マドリーからすると、アーセナルはグループリーグ1位チームの中では組し易い相手だし、アーセナルとしても1回戦でバイエルンバルサと当たるよりましだったでしょう。お互いに相手の良さを消すのではなく、自分達のサッカーを貫くタイプ。両チームとも過渡期とはいえ、意外と好試合になりそう。

バイエルンvsACミランも優勝候補同士の激突。どちらのクラブにとってもこれは嫌な相手。ミランはグループリーグで大苦戦したり、セリエAでもミラノ・ダービーで敗れるなど、チームに停滞感が漂っている。現時点のチーム状態を考えるとバイエルンが若干有利か。

リヨンvsPSVは前回大会準々決勝で当たった因縁のカード。主力数人が移籍したPSVと、エッシェン以外の主力が残留し、さらに補強も成功し今シーズン絶好調のリヨン。ここはリヨンが有利と見て間違いない。流石のヒディンクといえど厳しいと思う。ただ采配合戦になった場合、リヨンはウリエの弱気采配に一抹の不安を残す。

他のグループリーグ1位クラブ、ユーベ、リバプールインテルビジャレアルは、相対的に見て組し易い相手を引いた。ただCL決勝ラウンドの進出してくるクラブ、どこも侮れない。番狂わせの可能性は十分ある。