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サッカーのオランダ１部リーグ、フェイエノールトは１５日、ＭＦ小野伸二（２６）のＪリーグ１部（Ｊ１）浦和復帰にクラブ間で合意したと公式サイトで発表した。浦和も発表を受けてこれを認めた。
これに対し小野は同日の練習後「ノーコメント」とだけ話した。マネジメント事務所も「まだ欧州でやりたいというのが本人の第１希望」と明言を避けた。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20051215-00000057-kyodo_sp-spo.html
日本のマスコミだけでなく、フェイエの公式サイトでも報道された模様。フェイエの現状を考えると、確かに費用対効果の低い小野の立場は微妙。怪我も多すぎてなかなか買い手も見つからない状況。ボルトン行きの噂もあったけど、明らかにチーム戦術と合致しない。そこでレッズ復帰と。
WCの調整を兼ねて半年限定でのレンタル復帰というなら分からないでもないけど、7億以上の移籍金で完全移籍という報道もある。大金で完全移籍してしまったら、欧州復帰への道はかなり狭くなってしまう。怪我が多すぎるうえに年俸が2億近くする小野に、違約金を7億以上も出すクラブが欧州にあるとは考えにくい。丈夫な中田でさえ移籍金は3億程度であろう*1。
浦和にしてもボランチに小野が復帰すれば、中盤で若手有望株の長谷部と役割が被ってしまう。トップ下にもポンテがいる。そこまで必要な人材だとは思えないけど、経験豊富な小野が復帰する事で得るものも大きい事は事実。
Jリーグも盛り上がるだろうし、WCまでの半年限定のレンタル復帰なら歓迎したいが、小野本人のレベルアップを考えるなら欧州トップリーグでプレーした方が良いと思う。
実際、移籍実現のハードルは高い。０３年１２月に０７年シーズン終了時までフェイエと再契約を結び、リーグ最高の推定年俸１２０万ユーロ（約１億７０００万円）となったが、関係者によると、移籍金は５００万ユーロ（約７億円）でレンタル移籍は認められない。
http://sports.livedoor.com/football/japanese/detail?id=2431070
それにしてもレッズは金持ちですな。
サッカーのＪ２に降格が決まった東京Ｖの萩原敏雄会長は１４日、退団が決まっているバドン監督の後任について、ヴェルディの中心選手として黄金時代を築いた現柏コーチのラモス瑠偉氏（４８）に監督就任を要請することを明らかにした。
ラモス氏は以前から「機会があればぜひやりたい」と古巣の指揮を執ることに意欲を見せており、要請を受諾する可能性が高いと見られる。
http://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/news/20051215i501.htm
一年でのJ1復帰とACL制覇を目標とするチームに新人監督を招聘するらしい。ヴェルディはおもしろいチームだ。精神面での効果を期待してなら、補佐的な役割の方が適任だと思うんだが。主力の残留とか、スポンサー対策なのかな。
ところで相馬と小林大吾はどこにいくんだろう。相馬にはマリノス行きの報道があったけど、マリノスの左にはドゥトラがいるのでないような。4バックで共存というのも、豊富なセンターの人材を考えると微妙なところだし。
ヴェルディは主力数人が大幅な減俸で契約を保留している。なかなか大変そうですが、日本の代表としてACL頑張ってください。
