バロンドール
FCバルセロナのブラジル代表FWロナウジーニョ(25)が、パリで発表された欧州最優秀選手賞(バロンドール)を受賞。成功に満ちた1年を締めくくった。
http://jp.uefa.com/competitions/UCL/news/Kind=1/newsId=372883.html
既報通りロナウジーニョが受賞。まあ例年の傾向からして妥当なところか。昨シーズンの活躍度でいけば他に相応しい選手がいそうだけど、ロナウジーニョの場合投票直前の活躍度が凄まじかった。プレースタイルも派手でわかり易い。それが大きなアドバンテージ。
- ロナウジーニョ 225
- フランク・ランパード 148
- スティーブン・ジェラード 142
- ティエリ・アンリ 41
- アンドリー・シェフチェンコ 33
- パオロ・マルディーニ 23
- アドリアーノ 22
- ズラタン・イブラヒモビッチ 21
- カカ 19
- サミュエル・エトー、ジョン・テリー 18
- ジュニーニョ・ペルナンブカーノ 15
- クロード・マケレレ 8
- ミヒャエル・バラック、ペトル・ツェフ、ディディエ・ドログバ、ファン・ロマン・リケルメ 7
- ジネディーヌ・ジダン 5
- ジャンルイジ・ブッフォン 4
- ジェイミー・キャラガー、クリスチアーノ・ロナウド 3
- ミカエル・エッシェン 2
- ルイス・ガルシア、パベル・ネドベド 1
個人的には連続出場記録を更新中のランパードの貢献度がずば抜けていると思うが、やはりロナウジーニョの方が華があって投票を集め易いのも理解できる。似たタイプのCHであるランパードとジェラードは票を喰い合った可能性が高い。ただランパードとジェラードでは大きな差があると思うけどね。ジェラードは怪我に弱い。
- 1991年 ジャン・ピエール・パパン フランス
- 1992年 マルコ・ファン・バステン オランダ
- 1993年 ロベルト・バッジョ イタリア
- 1994年 フリスト・ストイチコフ ブルガリア
- 1995年 ジョージ・ウェア リベリア
- 1996年 マティアス・ザマー ドイツ
- 1997年 ロナウド ブラジル
- 1998年 ジネディーヌ・ジダン フランス
- 1999年 リバウド ブラジル
- 2000年 ルイス・フィーゴ ポルトガル
- 2001年 マイケル・オーウェン イングランド
- 2002年 ロナウド ブラジル
- 2003年 パベル・ネドベド チェコ
- 2004年 アンドレイ・シェフチェンコ ウクライナ
- 2005年 ロナウジーニョ・ガウショ ブラジル
ここ15年の受賞者を見ても、やはり攻撃的ポジションの選手が絶対有利。過半数をFWが占めている。そんな中、96年のザマーは異彩を放っている。EURO96優勝に貢献した名リベロ。
実績なら04年は国内リーグ優勝・UCL優勝・EURO準優勝の立役者であるデコ、02年はUCL&WC王者のロベルト・カルロスの方が前評判は高かったけど、結果的にはより目立つ攻撃的ポジションの選手が受賞している。
あとはやはり01年はオーウェンではなく、ラウールが相応しかったと思う。なんとなくラウールはバロンドールに縁がない気がする。アンリも毎年候補に挙げられながらなかなか受賞されないね。