バティスタがマドリー移籍他

レアル・マドリーCFが、セビージャFCでプレーしていたブラジル代表の攻撃的MFジュリオ・バプティスタ(23歳)を獲得した。移籍金は、最大で2,450万ユーロ(約33億1,000万円)まで増額される可能性もある。
http://jp.uefa.com/competitions/UCL/news/Kind=1/newsId=322212.html

5年契約で、移籍後の活躍に応じて最大2450万ユーロ(33億円)が支払われるらしい。
マドリーがアーセナルとの争奪戦に勝った模様*1ロビーニョ獲得に失敗したから、急遽矛先をバティスタに移したのかな。マドリーらしくまた前線の選手*2の補強です。
バプティスタは「野獣」のニックネーム通り、強靭なフィジカルを活かした強引な突破でゴール前に飛び込んでくるアタッカー。2シーズン前はリーガで20ゴール、昨シーズンは18ゴールとかなり得点力がある。元々ボランチだけあって、守備も中々。
マドリーが昨シーズンと同じように中盤ダイヤでカウンターサッカー*3をやるなら、そのトップ下としては最適な人材。そうなると昨シーズントップ下を務めたラウールは正念場か。本来の得点力を取り戻せば敵じゃないと思うけど。
まあ悪くない人材だけど、マドリーの補強ポジションは別のような。同じセビージャなららセルヒオ・ラモスを獲得した方が良い。サルガドの後継者として申し分ないし、CBとしてもパボンやメヒアより優秀。どうせウッディは怪我するし。この状況で噂通りサムエル放出したら正気じゃないですな。
争奪戦に負けたアーセナルはぜひラモス獲得に乗り出すべき。バプティスタよりよほど的確な補強になる。ヴィエラを27億で売って、補強もまだフレブだけだから金は余っているでしょ。ローレンがイマイチ不安定な右サイドバックのレギュラーだけではなく、層の薄いCBもこなせて、年齢も若い。アーセナルにピッタシ。
ヴィエラの代わりのはCHはバラハ辺りで。攻撃的MFはもういらんでしょ。大金かけて新戦力を獲得するよりは、ピレスと契約更新した方が資金節約になる。そもそもピレス以上のアタッカーなんてそういないし。

移籍金は400万ユーロ(約5億3千万円)、契約期間は3年。
アトレチコはかなり積極的に補強している。これでトーレス、ケジュマンの2トップに、サイドが右のマキシと左のペトロフ。サイドはガジェッティを控えに置けるし、イバガサの使いどころが見つからない豪華な前線。CBの高さのパブロと速さのペレアはリーガ最高のクオリティー
CHにクリエイティビティーがないのと、DFの層の薄さが弱点。ただ間違いなく昨シーズンより戦力は向上している。今シーズンのアトレチコはかなりやりそうですな。
ところで借金クラブのはずなのにどこからそんな金が? ビセンテカルデロンを売る気ですか。

移籍金600万ユーロ(約8億円)、契約期間3年。
ガジェッティ加入の余波か。フレブの移籍金で獲得したんだろうけど、同じドリブラーでもタイプが違う。グロンキアはサイドアタッカーで、フレブのようにトップ下は出来ない。監督がトラップになったし、シュツットガルトのサッカーも変わりそうですな。

一年間のレンタルでサウジアラビア行き。普通にワールドクラスのFWなのに勿体無い。昨シーズンは馴れないSHをやらされて可哀想だった。Jリーグのクラブも頑張れば獲得できたんでは。

*1:アーセナルは別にバプティスタのようなアタッカーは必要でないと思う

*2:元々はボランチだけど、リーガに来てからはセカンドトップとしてブレイク

*3:2トップは快速でスペースに抜け出して独走できるオーウェンロナウド