色々と

今季のセリエAを2位で終えたACミランが、ウディネーゼ・カルチョチェコ代表マレク・ヤンクロフスキ(28歳)と契約を交わした。
http://jp.uefa.com/footballcentral/news/Kind=2/newsId=305929.html

ミランは左SBが多いといっても、マルディーニは高齢のためサイドでシーズンフルは厳しくなってきているし、パンカロは衰えが激しく、カラーゼはクレスポ獲得を有利に進めるために放出の可能性もある。それに攻撃的な左SBは一人もいない。右SBのカフーに偏っているサイド攻撃を活性化させる意味でも有効なオプションになりうる。先発で両SBが攻撃的だとバランスは悪そうだけど、ビハインド時にはきっと役に立つ。
一見左SBは充実しているように見えて、少し考えると補強は必要なポジション。それに本職のSHとしても高レベルの選手なので、なかなか適切な選手補強かと。スーパーサブセルジーニョも年齢的にそう長くはないし。アンチェロッティが重用するかは分からんけどね。

中村も新たなステージへ飛躍することに前向きだ。かねて希望するスペインを第1候補に、06年W杯を考えると先発で戦えるクラブが行き先になる。既に地元紙ではスペインのエスパニョール、ビジャレアルデポルティボのほかブレーメン(ドイツ)、さらにカタールの名前も挙がった。400万ユーロ(約5億4000万円)ともいわれる移籍金を支払える資金力があることも条件だ。
http://www.nikkansports.com/ns/soccer/p-sc-tp0-050531-0011.html

ジーナのフォーティ会長が29日、MF中村俊輔(26)の来季の移籍を容認する姿勢を見せた。「中村はより野心的な現実の中で自分自身を表していきたいとの意思を持っている」と話したもので、移籍候補クラブとしてスペインのビジャレアルエスパニョール、ラコルニャ、トルコのガラタサライなどを挙げた。
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2005/05/31/04.html

俊輔はレッジーナからはそろそろ出て行った方が良いと思う。活躍できるかは分からないけど、スペインの中堅クラブというのは選択肢の一つ。テクニックだけなら十分通用する。でも5億という移籍金が高すぎる。それさえなければ引く手数多なんだろうけど。
とりあえず名前が上がっている所にマジレスすると、デポルとブレーメンは既に俊輔以上のテクニカルな司令塔がいるので多分なし。行っても出れない。エスパニョーラの司令塔は調子の波が激しく、俊輔以上に運動量も守備力もないのでチャンスはあるだろうけど、パスセンスの差が歴然。
ビジャレアルリケルメ返却が濃厚なのでおもしろいかもしれない。でもリケルメの後釜というのは荷が重過ぎる。実現すればCL出れるので大ステップアップですが。
ガラタサライはハジが辞めたので消滅したと思う。

日本代表のMF中田浩二(25)に対し、所属するマルセイユ戦力外通告を行う可能性があると、30日付のフランス紙レキップが報じた。2月の加入以来、5試合361分に出場しただけで終盤はベンチ入りもままならなかった。あと1年契約を残しているが、トルシエ監督が今季限りで退任することが濃厚で、来季の戦力構想に入っていない。年俸を支払いたくないクラブ側は、移籍金をゼロにして、中田浩サイドに移籍先を探させる提案をするという。
http://www.nikkansports.com/ns/soccer/p-sc-tp0-050531-0005.html

移籍金を0にしなくても欲しがるクラブはあると思うんだが。Jリーグに。それなりの金額で日本からオファーが来たら、マルセイユはどう対応するんだろう。そして中田浩二は。クラブとしては大切な売り物なので好条件を出されたら断れない。鹿島に無償で戻るのは厳しそうだが。

バレンシアCFは、キケ・サンチェス・フローレス氏(40歳)が7月1日から監督に就任することを明らかにすると同時に、アーセナルFCのブラジル代表MFエドゥ(27歳)が5年契約で加入すると発表した。
http://jp.uefa.com/footballcentral/news/Kind=2/newsId=306047.html

バレンシアの中盤センターはアルベルダとバラハのスペイン代表コンビが不動。あまり必要性は感じないけど、エドゥは中盤ならどこでもこなせるのでいて困ることはない。いずれ高く売ることも出来るわけだし。ただベンチが定位置になって火種にならなければいいけど。
バレンシアの新監督はキケ・フローレスということで、無残に終わったイタリア化からの建て直しに期待が集まる。