チェルシー vs バイエルン・ミュンヘン

適当に雑感。

  • 序盤から中盤での激しいプレッシング合戦。スペースの消しあい、ペースの奪い合い。
  • 一戦目の先制点と似たラッキーなゴール。ただあそこでシュートを打てば、ああいうゴールはよくあること。当然打たなければ入らない。シュートを打てる形に持っていった時点でチェルシーの勝ちか。
  • バラックがゴール前でフリーになるも得意のシュートゾーンでまさかの宇宙開発。焦りがあるのか。

前半終了。

後半開始。

  • チェルシーは得意のリトリート、引いてゴール前を固めてきた。バイエルンの猛攻をゴール前で跳ね返し続ける。
  • ダフの決定的なシュートをカーンがスーパーセーブ。流れが変わるか。
  • うお、バイエルン追いついた。バラックのヘッドをチェフが神懸かった反応で弾くも、ポストに当たってこぼれたボールをピサロのプッシュ。これはさすがのチェフでも無理だ。ヘッドを弾いた時点で賞賛に値する。
  • チェルシー防戦一方。リザラズのクロスがDFに当たってコースが変わるもポストに救われ、ゴールかと思われたヘディングシュートもDFがスーパークリア。二つとも決まってれば逆転だったのか。
  • 流石にこれはもう決まったでしょう。チェルシーは完全なる逃げ切りモード。観客も帰り始める。
  • うお、ロスタイムにバイエルン追加点。ショルか。凄い。でも試合再会の笛と同時に試合終了。この試合は3−2でバイエルンの勝ちだけど、トータル5−6でチェルシーの勝ち抜け。


凄い試合でしたな。バイエルンの意地を見た。オリンピアの最後にふさわしい熱戦だったと思う。チェルシー先制後にチェンネル変えないで良かった。
まさか完全に守りに入ったチェルシーから2点を奪うとはね。こうなるとアウェーでの大敗が悔やまれるところ。マガト就任で生まれ変わったバイエルンは、来シーズン更に手強くなってこの舞台に帰ってくるでしょう。
準々決勝進出を決めたチェルシーバルサ戦に続いてまたもCL優勝経験のある名門強豪クラブを撃破。何気に名勝負製造機となりつつあるな。プレミアファンに退屈と酷評された序盤戦が嘘のようだ。相手が強いほど輝きを増すクラブなのか。この先も楽しみですな。
まさかの3失点。特に終了間際の2失点は“らしく”ない。終盤は逃げ切りを意識しすぎて過剰に守備的になりすぎたかな。グジョンセン、コール、ダフのいない、カウンターの脅威なき守備は崩されるというわけだ。引きこもりでは崩されるという流れは続いている。結果的にドログバの追加点に救われた格好ですな。あれがなかったらCL至上に残る逆転劇になったかもしれん。
バイエルンとプレミアでは味わえない最高のレッスンをしたチェルシー。更に強くなるでしょう。ラニエリ時代までは好きなクラブじゃなかったけど、どんどん魅力的なチームになっていきますな。

  • チャンネル変えるとそこは別世界

えーー、ミラノダービーは発炎筒で没収試合かよ。今シーズンのインテルは何かやらかすと思ったが、まさかこんな結末を用意してくれるとは。もう出なくていいよ。今日の深夜のフジテレビは、ミラノダービーよりオリンピアの試合を放映した方が良いと思うよ。決勝もイタリア勢同士の組合せは勘弁。

エムレインテルを去りたいと考えています。僕にとってネラッズーリでのキャリアは4年間で十分です。このクラブは我慢という言葉を知りません。毎年スクデットを渇望しているのに、基礎を作ろうとしないでしょ。シーズンが変わるたびに、新しい選手が次から次に加入して来るんです。」

エムレの言うとおり。早く移籍した方が良いですな。行き当たりばったりのチーム方針を変えない限り、インテルは一生タイトルは取れないと思う。毎年同じ過ちの繰り返し。サネッティもこのままい続けたら一生無冠の男になってしまうかも。他のビッグクラブに言ってたらもっと凄い評価を得ていただろうに。