各国リーグ

CL直前のリーグ戦。

メッシーナ 0-0 ユベントス
ミラン 1-0 カリアリ
ウディネーゼ 1-1 インテル
シエナ 1-0 フィオレンティーナ

これでミランとユーベが首位で並んだ。でも他のチームが不甲斐無さすぎてリーグはイマイチ盛り上がらず。ローマはおもしろい試合しているけど、追いつくのはもう無理でしょう。
ユーベはCLマドリー戦を前にして下降線。組み合わせ決定時はユーベの圧倒的有利が大方の予想だったけど、マドリーの復調もあって分からなくなって来た。ネドベド負傷で攻撃力が一気に低下、カペッロの采配も3トップにしたり5バックにしたりと迷走気味。新エースのズラタンもコンディション低下で一時の輝きが色褪せてきた。元エースのデル・ピエロの調子は良好だけど、カペッロはあまり重用する気がないようだ。
首位に追いついたミランだけど、こちらも調子はイマイチ。司令塔ピルロ負傷で攻撃の形が思うように作れず、ここ数試合は苦戦。この試合でようやく復帰したと思ったら、今度はエースのシェフチェンコが負傷により全治一ヶ月。ミッドウィークのマンU戦は絶望。優勝候補から一転、雲行きはかなり怪しくなってきた。
インテルは無敗伝説継続中も、相変わらずの集中力欠如でロスタイムに追いつかれる。奇跡の優勝はないでしょう。
ヴィオラは泥沼。ゾフは相変わらずチキンだな。あそこで中田を代えるかなあ。ヨルゲンセン入れるんだったら、不調のマレスカと代える方が良かった。まあ今の中田に得点は期待出来ないので分からなくもないけど。それ以降の采配も駄目すぎる。負けてるんだから中盤を削ってでもFWを投入するべき。リガノ投入が遅すぎ。今日の調子だとリガノに放り込むくらいしか攻撃の形が作れなさそうだったのに。このままだと降格しかねないな。

レアル・マドリード 0-2 アスレティック・ビルバオ
バルセロナ 2-0 マジョルカ

首位バルサが勝って、2位マドリーが負けたことにより、再び勝ち点差は7に広がった。ベストメンバーで挑んだバルサと、ミッドウィークのCLを見越して主力選手を温存したマドリーの明暗が分かれた格好。
マドリーは相変わらず不安定な試合運び。ルシェンブルゴ新監督就任以降は復調の兆しが見られたけど、結局のところスター頼みの気質は変わらない。ラウール、ジダンの不在はチームのパフォーマンスに大打撃を与え、特にラウールの重要性を改めて再認識。ただしグラベセンの加入は大きい。中盤の底の選手としての質はベッカムグティとは段違い。過密日程の中、主力を温存できた事はユーベ戦に向けての好材料。もうリーグ戦というよりCLに標準を絞ったのかな。
デル・オルノは相変わらずマドリー・キラーですな。ここ数シーズンのマドリー戦は常に活躍している印象。ロベカルの後釜に獲得した方が良いかもね。
バルサは一時の不調からは持ち直してきた。不安は過密日程でも温存されない主力選手のコンディション。新加入のマキシを使うつもりはないのね。豪華なスタメンが機能している反面、控えの層が薄すぎる。冬のマーケットもあまり有効的につかえなかった。他のビッグクラブに比べてターンオーバーをあまりしない部分が、主力選手に疲労が溜まってくる今後にどう響いてくるか。
マジョルカは相変わらず駄目。大久保はドリブルで積極的に仕掛けるなど、割と良い動きはしている。でも得点するまでには至らない。GKが弾いたこぼれ球を確実に押し込んでいればね。良いパスが出てこないチーム状況は不運だけど、ステップアップする選手は味方のフォローが少なくても何とか結果を出すんで、大久保にも結果を期待したいところ。


うーむ、CLの前にプレビューを書きたいところだが。