ヴィオラ関連

マラッシで敗戦を喫した後、フィオレンティーナディノ・ゾフ監督は激しい口調でコメントした。彼の発言は今後しばらく論争を生みそうなものだった。
「試合はわずか数分間で終わってしまった。われわれが2つの大きな愚行を犯してしまったのは間違いない」とゾフ監督は、ボイノフとデッリ・カッリの退場に言及しつつ語った。
「自分たちの責任を小さくするつもりはない。だがあれは、ああいったジャッジをするほどのものではなかった。おそらく、私の存在が政治的な問題を複雑にしすぎているのだろう。私自身がチームの問題になりたくはない。就任してまだ日が浅いが、3試合のうち2試合で悲惨なことが起こった。繰り返すが、私の存在がことをややこしくしてしまうのは望んでいない。辞任? これ以上は何も言えない。どうするべきかを検討するだろう」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20050206-00000010-spnavi-spo.html

試合序盤に二人も退場してしまっては勝ち目はない。あんな早く二人を退場にして試合を壊す審判もどうかと思うけど。つまらなすぎ。これでいよいよ降格圏内に突入。チームはボロボロですな。もはや中田さんの調子云々ではない。というか中田さん出てないし。
そして就任僅かでゾフが早くも辞任を匂わしている。なにやらイタリア連盟のアドリアーノ・ガッリアーニ会長(ミラン代表取締役)のリーグ会長退任を果敢に主張しているデッラ・ヴァッレが所有するフィオレンティーナに、シルヴィオ・ベルルスコーニ首相(元ミラン会長)と犬猿の仲(イタリア代表監督時代の因縁)であるゾフが加わったことから、フィオレンティーナに対する意図的な妨害工作が開始されたからであるらしい。ゾフは、自分がこれ以上ヴィオラと関わっていると、さらに政治的な圧力がかかってクラブに迷惑をかけてしまうと考えている模様。これに関してはよく分からん。ただ北の権力機構は洒落にならないからな。
確かに最近胡散臭い判定は多い。Jリーグの誤審がレベルの低い審判が原因となって引き起こされるのに比べて、イタリアではそれとは違った種類の誤審の疑惑が多すぎ。某ビッグクラブなんてかなりその恩恵に授かっているでしょ。こういう種の判定は見ている方からするとかなり冷める(WC日韓大会の某国に冷めた人も多いでしょ)。海外の審判を引き合いに貶されるJリーグだけど、特定チームを贔屓しているわけでなく単にレベルが低いだけなんだから幸せなのかも。