“カレリンを破った男”がPRIDE参戦

シドニー五輪レスリング金メダリストでアテネ五輪でも銅メダルを獲得したルーロン・ガードナーが、PRIDE「男祭り2」(12月31日、さいたまスーパーアリーナで開催予定)に参戦することが30日、決定した。PRIDEを主催するDSE(ドリーム・ステージ・エンターテインメント)の榊原信行社長が明かしたもの。大みそかには、PRIDE公式ルールで出場する。対戦相手は現在のところ未定だが、ガードナーは「トップ選手とやりたい」と希望。榊原社長は「デビュー戦の相手は、柔術や柔道、ボクシングなど、異種格闘技のような相手を考えている。それなりの実力がないと迎え撃てない。試運転を重ね、トップ選手とやってもらいたい。また日本人選手もその進撃を食い止めてほしい」と話し、日本勢では柔道出身の吉田秀彦小川直也との五輪メダリスト対決が浮上する形となった。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/headlines/20041030-00000016-spnavi-spo.html

過去隆盛を誇ったレスリングベースの総合格闘家も、近年はヘビー級で苦戦している。でもその他の階級ではいまだトップクラスの強豪揃い。クートゥア、ティト、ダンヘン、ヒューズ、トリッグと皆王者クラス。パルヴァーも本来はそういうタイプなのかな。
鍵は打撃か。スタンド・グラウンド両局面で打撃が効果的に使えるようになればおもしろい。現状では厳しいと思うけど、チームクエストというレスリング出身者にとって最適の場で練習していくそうなので期待は持てるかも。
いきなりトップファイターと当てても勝負するのは無理だろうから、総合初心者同士の異種格闘技のようなカードの方が良さそう。相手は小川の可能性があるのかな。話題性もあるだろうし、小川の勝てない相手ではない。今年頑張った小川のためにもいいんじゃないんですか。吉田の線もありそう。吉田vs小川の方が観たいけど。