PSVが進める国際化、ロビーニョ獲得の噂

フィリップス社が欲しいのは、あくまで華のあるスター。安くていい選手より、派手な活躍ができ、2006年のドイツワールドカップでも期待が持てる選手だ。
例えば、最近ヘーレンフェーンで大活躍しているトルコ人のイルドリンは、なかなかいいプレーヤーで、彼を安く獲得出来れば、ほぼ確実にPSVの戦力を厚くできるだろうが、トルコですら無名のイルドリンを獲得しても、トルコでも南米でもフィリップス社のコーヒーメーカーの販売シェアは増えないし、国際的なメディア戦略的にもうまみがない。 PSVは、ロマーリオロナウドが欧州でキャリアをスタートさせた最初のクラブという評判がすでにあり、ロビーニョ獲得はPSVのブラジルでのクラブイメージを維持するのにも役立つということだ。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20041027-00000009-spnavi-spo.html

日本人やレアル・マドリーに限らず、不況の続くサッカー界では選手補強に戦力以外の価値を見出そうとしているケースが多い。このロビーニョPSVの事柄も中々興味深い。最近のサントスでのプレーはよく知らないけど、ロビーニョはドリブルがメチャクチャ巧いから欧州で早くみてみたい。ポルトに移籍すればヤング・サントスの一部再来なんだけどね。

ロビーニョ獲得後の予想布陣
ヒディンクPSV、攻撃は最大の防御なり。年間150ゴールも夢ではない?

GK:ゴメス
DF:ボゲルント、コクー、バウマ、李
MF:フォンランテン、朴、ファルファン
FW:ロビーニョ、フェネホール、ビーズリー

流石にこれは無茶だろ。150得点は無理だし、それどころか150失点しかねない。まあ、ギャグで書いたんだと思いますけどね。

カカ(サンパウロミラン)、ジエゴ(サントス→ポルト)の移籍金は、750万ユーロ(約10億円)と見積もられており、それをはるかに超えそうな今回のロビーニョ移籍騒動には、サポーターからも疑問の声が出ている。

今考えると、カカが10億って本当にお買い得。トップ下にルイ・コスタリバウドのいるACミランで、セリエA一年目からあれだけ活躍すると予想していた人は少ないだろうな。普通に将来への投資だと思ってたし。先日のダービーなんて一人でインテルイエローカードを量産していたぞ。タッチライン沿いでサネッティをブッチぎって、クレスポへの決定的なグラウンダーのアーリークロスは凄かった。背を向けてパスを受けて、スピードを落とさずに前を向くワンタッチコントロールは絶品。前を向いてドリブルされたらファウルでしか止められません。

ヒディンク監督は昨年、シーズン中に韓国へ行ったが、最近ではリーグ戦の指揮をアシスタントコーチに任せ、南米の各クラブを回ったり試合観戦してたりしていた。

凄いご身分ですな。そんな事していいのか?