セリエA

ウディネーゼ 2-2 フィオレンティーナ

今日みたく、中田にFWないし1トップ下は向いていないと思う。高い位置でボールを持っても、周りに味方がいないと何も出来ない。DFを前にして局面打開できないようでは厳しい。日本の一部マスコミ・ファンに、中田をトップ下に使わない監督は“無能”だとか“天敵”という烙印を押されるわけだけど、それは別に間違っていないという事ですよ。やはり中盤起用が妥当かね。
特に今日のような布陣では中田は厳しい。1トップのミッコリがサイドに流れるのを好むから、中が薄くなってしまう。ここに中田が絡んでくるとおもしろいんだけど、中田はサイドからのボールを合わせたり、裏に抜け出したりするのは得意でない。むしろ中盤にボールを受けに下がってきてしまう。ヴィオラは中盤でパスは繋げるんだけど、攻撃は手詰まり。ミッコリの1トップ+中田では苦しい。かといって、純粋なFWのポルティージョにしてもセリエAでは力不足。まだ連携も出来てないし。
でもミッコリが凄かった。2点目凄すぎ。ファーストタッチで浮かして、すぐさま強烈ミドル。今のヴィオラミッコリ頼みだな。ミッコリのパートナーが必要。リガノの復帰待ちか。