バルサ、エトー獲得を発表

FCバルセロナが推定2,400万ユーロ(約31億4,400万円)を投じ、RCDマジョルカに所属するカメルーン代表FWサミュエル・エトー(23歳)の争奪戦を制した。
http://jp.uefa.com/competitions/UCL/news/Kind=1/newsId=215450.html

これで余剰人員になったサビオラ放出はほぼ確定。ASモナコが有力。せっかくEU国籍を取ったのにこの扱いとは。いっそ完全移籍した方がおもしろそう。
エトー獲得でバルサの戦力アップは間違いないでしょう。リーガでの実績も抜群だし、マドリー出身ということでクラシコはこれ以上ないくらいに盛り上がりそう。ラーションエトーのターンオーバは強力すぎる。今シーズンあれだけ補強して、さらに31億という資金は何処から出てきたのか。マドリーとバルセロナのような化け物クラブと優勝争いをする他のクラブは気の毒だ。
マドリーもよりによって仇敵バルサエトーを売るとはね。太ったロナウドや怪我が多いオーウェンより、シーズン全体の貢献度で考えればエトーの方が上だと思うんだが。
これで全ポジションに二人以上の好選手をそろえたバルセロナは優勝候補筆頭。でもEU枠の関係から余剰人員を整理しなくてはならない。生贄はマルケスですかね。CBとボランチの両方をこなせて、3ボランチの最後尾としてはSBが高い位置に上がった時に最終ラインにも入れる。今のバルサのシステムで重要な選手。同じような役割をこなせるエジミウソンが新加入したからそんな痛手ではないかな。
ルイス・ガルシア放出の噂も。ジュリの控えとして欠かせないと思うんだが。彼のサイドのスペースへの巧みなフリーランニングは、膠着した状況を打破する効果的な攻撃の一つ。エトー獲得で他のポジションの層が薄くなるなら本末転倒。無理して補強しなくてもサビオラがいたんだから。