バルセロナの動向

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EURO期間中で動きの鈍かった移籍市場も、そろそろ活発化してきそう。チェルシーは置いておいて、最近はバルサが活発。
ラーションとジュリの移籍が決定。どちらも素晴らしい選手で、有益な選手補強に間違いない。昨シーズンのバルサのシステムに合わせても、ラーションサビオラのポジション、ジュリはルイス・ガルシアのポジションで使うことが出来るのでチームにも馴染みやすそう。既存選手の出場機会は減ってしまうかもしれないけれど、CLとリーグ戦の過密日程を両立するためには同ポジションに複数の優秀が必要なので仕方がない。これでFWの補強として噂に上がっていたトレゼゲルイス・ファビアーノイブラヒモビッチの獲得はなくなったでしょう。大金で怪我の多いトレゼゲを獲るよりは、移籍金0のラーションでよかったと思う。セルヒオ・ガルシアはレンタル修行かな。
後はバラック、デコ、ルケを狙っている。慌しかったバラック獲得の可能性は薄くなってきて、デコ獲得が具体的になっている。何やらクアレスマ+現金らしい。デコはEUROでも大活躍の素晴らしい選手だけれど、ロナウジーニョがいる現状で大金を使ってまで獲る必要はないような。出場機会が減りそうなクアレスマはレンタルならば修行のために良策。完全移籍は勿体無い。デコを獲得した場合は、イエニスタもレンタルされる模様。
攻撃的ポジションの獲得噂がおおいけど、バルサには退団決定したコクーと残留不透明なダービッツの穴を生める人材が必要なはず。モッタやジェラールといった既存の選手も優秀だけれど、攻撃的なデコを獲るんだったら中盤の底のポジションの選手を優先した方がいいと思う。ロナウジーニョの控えにデコは豪華すぎるでしょう。
このクラブの問題点は、監督のライカールトと、フロントのロセー、チキ、ラポルタといったあたりの獲得希望選手がバラバラなところ。補強方針に統一性が感じられない。まずは監督であるライカールトの要望を優先して、後は辣腕そうなのロセーの意見を聞く位で十分だと思う。ラポルタは黙ってた方が身のためでしょう。