フランス 2 - 2 クロアチア

まさかのドロー。フランスは一戦目の勢いに乗ると思ったけど、いまだに攻撃がちぐはぐ。前線のスペースへのパスや、ボール保持者を追い越すような動きは少なく、足元へのパスに終始して攻撃が手詰まりになってしまうのは相変わらず。何としてでも得点を奪うという姿勢も見えず、どこか気の抜けたプレーも多い。それでも抜群の個人能力でそれなりの攻撃をしてしまうのだけど。でもそれだけでは流石に点を奪うまでには至らない。現に今日の2得点も、セットプレーからのオウンゴールと、GKへのバックパスを奪って無人のゴールに流し込んだだけ。自分達で攻撃の形を浮くってのゴールは今大会になって一つもない。なまじ個人技の高さで何とかなってしまうだけに、思ったより深刻なのかも。
DFもどこか不安定。デサイーの空振りはお粗末だし、シルベストルは初戦からの学習なしでまたもPKを与えてしまった。ロスタイムのモルナのシュートもあわやという場面だった。シルベストルoutでリザラズ、ガラスを中に入れてCBはチェルシーコンビ、右はサニョルテュラムの方がいいような。
クロアチアの頑張りはかなりのもで、試合自体は楽しかった。クロアチアのロスタイムの決定機が決まっていればさらに面白くなったんで少し残念。
でもスイスに負けることはないだろうし、予選突破は間違いなさそう。けど突破を決めれず、最終戦で主力を休ませられないのは痛い。