U-31」吉原基貴+綱本将也
 本誌でもついに連載再開。『オシム監督もどきが監督就任で、「献身的なサッカーでチームが躍進中』という昨シーズンの現実のジェフとリンクした展開。主人公の河野は『アトランタ五輪の司令塔でジェフを捨てて首都圏の名門人気クラブに移籍』という前園と城を合わせた様なキャラだけど、現在のボランチというプレースタイルはジェフの佐藤をモデルにしているのかな。阿部勇樹もどきは既にいるし。ジーコもどきも登場で代表編にでもなるのかと思ったら、ジーコの御前試合という大事な場面で怪我。次は怪我との戦いか。ジーコの前でいい活躍をするもまったく眼中に入れてもらえないジェフ勢みたいな現実とリンクするような展開になるかと思ってた。そこでジーコの無能さを描いたりしても面白かった。『龍二』はそんな感じ。