ハンガリー戦

GK:1 楢崎正剛
DF:3 坪井慶介、22 田中誠、5 茶野隆行
MF:8 西紀寛加地亮)4 遠藤保仁、15 福西崇史三浦淳宏)14 三都主アレサンドロ、16 藤田俊哉本山雅志

FW:11 久保竜彦、20 玉田圭司
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20040426-00000001-kyodo_sp-spo.html

妥当な結果。最後のPKは不当かもしれないけど、アウェーを考えたらしょうがないように思う。親善試合だしPKの誤審云々はあまり問題でない。
パスがスペースに出ないで足元に出るとか、チーム全体でフリーランニングがないとかはいつものこと。もうジーコでは組織としてこれ以上の成長は望めないから仕方ない。もうジーコについては興味がなくなってきた。
こうなったら個々の選手が頑張るしかない。後半途中からの追い上げは良かったし、選手は気持ちを持って戦った。選手全員、2点差にされても諦めずに良く頑張ったと思います。ただし少し不満もある。芝が悪くて思うようにパスが通らなかったかもしれないけれど、相手も同じ状況でやってる限り言い訳にはならない。そういうのも経験として次に同じ環境でやる時はきっちり対応してもらいたい。
途中投入された本山、加地は良かった。相手の疲れもあったんだろうけど、きっちりスペースに動いてパスコースを作り、自ら積極的に仕掛けていた。本山はプレスが厳しくなく、スペースさえあれば流石に機能する。ファウルで止められたが、一対一で相手に果敢に挑んだシーンは見事。フィジカルコンタクトに弱いのは仕方がないから、欲を言えば相手に触らせない位の切れが欲しい。短い出場期間ながら、荒れた芝にもうまく対応していたんじゃないかな。2点目のアシストは絶妙。
磐田組みの出来は微妙。普段チームで出せている動きの半分も出せていない。藤田はよく走って攻撃を円滑に機能しようとしたけど、周りとそれほどかみ合わず。ACL直後の疲れもあっただろうし、初キャップの二人は連携面がうまくいかないのはしょうがないかな。福西はいつもの肘で“らしさ”をみせていたが。
久保、玉田はFWとして得点をしたので十分合格点。積極的にゴールを狙い続けた。玉田は代表初スタメンながら最後までスペースに向って走り続け、攻撃を円滑にしていた。DFラインも急造ながら良く頑張った。セットプレーからの失点はチーム全体の課題かな。競り負けて失点原因になった坪井は高さに不安がある事が露呈。
試合後のハイライトは、試合後に玉田からハンガリーの選手と交換したユニフォームを奪い取り、審判にこれみよがしに渡したキラー・ジーコでしょうか。判定に不満があるとボールに唾を吐くように、彼にはそういった一面がある。