5月号

金魚屋古書店出納帳芳崎せいむ
 新連載。思い出の漫画が見つかる見つかる古本屋に関わる人々を描いた話。捨てる漫画を整理している途中につい読み返してしまうとこが凄く共感できていいね。他にも漫画好きな人なら共感できるところが多数。大学生にもなると普段漫画の話なんてしないのに、ふいに昔のジャンプ漫画の話題で盛り上がることがある。作中だと『アラレちゃん』だったけど、自分は『ドラゴンボール』かな。当時の出来事も同時に思い出せて楽しい。でも漫画好きの間では、大人になって漫画を読まなくなった登場人物が多いので評判悪いらしいよ。それはよくわからんな。ノスタルジーがあっていいじゃない。
「ぼくらの」鬼頭莫宏
 いやー、凄いね。作中のキャラだけでなくて、読者側も「え?」だよ。主人公候補からキャラ立てしていって、キャラ立てしていないキャラを突然死させていくと思ってたら、唯一過去のエピソードを使ってうまく立っていたキャラから殺してしまった。まったくの予想外。しかも戦闘で死ぬんではなくて、仲間の何気ない行動が原因。自分のやるべきことを見つけた彼を中心に描いていくと思っていたのに。ただ、小突いただけで落ちてしまうのは少し安易だったかも。戦闘後は体が不自由にでもなるのかな。何にしても先が気になる。
「ナンバーファイブ」松本大洋
 暗殺を狙われているのを知りながら死地へ赴こうとしているのかな。気付いていないはずはないよね。何か策があるのか。それとも自らの士で引き起こされる事態を狙ってのものなのかな。
「フリージア」松本次郎
 バックにいる組織はかなり大きいのね。管轄外に舞台が移ったおかげで話が大きく広がった。
ドロヘドロ林田球
 能井は今と全然違う。悪魔姿の方がいいな。何であんな筋肉質になったんだろう。
「竜宮殿」松永豊和
 妊娠するのが早すぎないか。それだけ繁殖能力があるのかな。ライトセーバーだけじゃ相手にならなそう。