2004-03-07 4月号 漫画 雑誌 IKKI 「ぼくらの」鬼頭莫宏 少年達の日常的なものを描いて感情移入を促す今回。それをするのに15人というのは多い気もする。もう死人が出ちゃうのかな。この作者のことだから容赦しないだろう。 「ナンバーファイブ」松本大洋 王の才能がありすぎ故の孤独と悲劇を描いていくんだろうか。既に周りのバランスは崩れ、悲劇も起こってしまった。解放する役目は吾なのかマトーショリカなのか。 「粋奥」日本橋ヨヲコ いい話なんだけど、主人公に青臭い台詞があってこその日本橋ヨヲコなだよな。サイレント手法は向いていないのでは。 「ドロヘドロ」林田球 いきなりの爆発能力。腕が取れただけで死んではなさそう。来月は魔法大バトルが見れそう。パートナー決めとどう関わってくるんだろう。ニカイドウも魔法世界に絡んできて欲しい。 「フリージア」松本次郎 本当にあっさり人を殺すな。これがあるから最後に生への執着心に目覚めたトシオが際立つ。敵討ちする側の山田も必死。この必死さと、それとは対極的なヒロシの比較がおもしろい。