No.13感想

太陽のドロップキックと月のスープレックス
 総合初挑戦にあっさり勝利して、ただ相手を倒すだけの格闘技に魅力を見出せない日下部。個人的にこの展開は残念だな。総合格闘技の練習描写や試合中の心理面を描いて欲しかった。一度格闘技にのめりこませてもよかったのでは。この漫画がただ単に「格闘技よりプロレスの方が素晴らしい」というプロレス賛美に終始したら失敗しそう。どちらの魅力も描いた上で答えを出して欲しい。
バガボンド井上雄彦
 今週はけっこう凄かったね。戦闘時の心理描写がうまい。「鳥は飛ぶことを認識しない」という回想に一人突っ込みをしているところが好み。そして落ち武者をあっさり切り捨てる小次郎。小次郎は関が原で脅威駅な成長を遂げているようだ。師匠の考えも興味深い。頂点にいる者の孤独を感じているのだろうか。
「Big Hearts ジョーのいない時代に生まれて」林明輝
ようやく再開。相変らず地味。U-31も早く再開してくれ。