No.9感想
- 「ファンタジスタ」草場道輝
- 日本はうまく攻めれない。ファンタジスタの沖田投入により、陸奥というポストプレーヤーがいなくなった弊害を付け加えてきたね。こういうところがこの漫画の気が利いてるところ。ファンタジスタの弊害に加えて、近藤はファンタジスタを生かすためのパスしか考えてないことをイタリアDFに読まれている。前回のイタリア戦でもそうだった様に、今回も近藤の成長が鍵を握っていそう。
徹平の描こうとしている絵というのは、マルコが自分一人で絵を描くのとは違って、チーム全体でファンタジーを発揮するようなプレーなのかな。自らが囮になって西郷のオーバーラップを引き出した先には、どんなファンタジーが待っているのか。来週に期待だな。
- 「MAJOR」満田 拓也
- やっと変化球を覚える気になったのか。長かった。さて、どんな球種なんだろう。一朝一夕で身に付けることはない様にしてもらいたい。
- 「かってに改蔵」久米田康治
- いたよなー、マリオカートで負けそうになると逆走しはじめる奴。ウイニングイレブンでワンサイドゲームになると突然自殺点しはじめる奴もいる。いかにも本気でやってないような素振りで。あと桃鉄で−100億を目指す奴とか。ああいうの対戦でやられると興ざめするよなあ。
- 「結界師」
- ヨキが消されてしまう見開きのページの見せ方が凄くうまい。絵自体の迫力もそうだし、下に描かれている見守ることしか出来ない登場人物それぞれの表情がすごくいい。ヨキ消滅という結果、全員にとってハッピーエンドとはいかないけれど、完全消滅ではないという希望を残すのも好み。ヨミは当然また登場するだろうし、小さくなったヨキもいずれ出番がありそう。一つのエピソードとして余韻の残るいい終わり方だった。これは今後も期待できるな。