No.8感想

「ファンタジスタ」草場道輝

　なんか沖田の登場の仕方はノレないなあ。アップもしないでそのまま投入ってのはありえないっしょ。その後のファンタジーの魅せ方は流石にうまい。期待感が抜群。ただファンタジスタが二人いることの相乗効果だけではなくて、その弊害も描いてもらいたいところ。現代サッカーでは、組織プレーの苦手なファンタジスタが一人いるだけで多くの弊害が出るんだから、二人同時に入れたら尚更でしょう。カウンターの格好の餌食に。

「ＭＡＪＯＲ」満田 拓也

　メジャーの洗礼を浴びたわけか。いつも通りのトンでも路線で、トントン拍子に進んでいくと思ったんだけど。Ａ３からやり直すっていうのもいいんじゃない。先は長そうだけどね。メジャーで通用する説得力をじっくり積み上げて欲しい。

「かってに改蔵」久米田康治

　自分の常識が相手にとってほそうではないというのはよくある話で、それを現実世界で分ってない輩は本当にウザイ。まあ自戒もしなければなりませんな。

「結界師」

　これはおもしろくなるかもしれない。少年誌らしいベタな展開の見せ方がうまい。結界のバトルも工夫次第でさらにおもしろくなるだろうし、今週の一対一のバトルから乱入者が出てきて新展開を予感させる流れはテンポがよかった。色々な因縁も渦巻いてるし。様子見だな。