Dynamite!
- 第1試合
○クリストフ・ミドゥ vs トム・ハワード - チョークスリーパー。総合初挑戦のハワードは勝手が分からなかったようで。
- 第2試合
○須藤元気 vs バタービーン - ヒールホールド。いくら体重差があっても、ここまで技術差があれば関係ないということか。須藤元気には同階級の世界の強豪とMMAルールでやって欲しい。まずはラドウィックとのリベンジ戦で。
- 第4試合
マウリシオ・ダ・シルバ vs ザ・プレデター○ - まさかのパンチで秒殺。プレデター幻想が膨らんだよ。しっかりしたバックボーンがあるだけに、総合の練習をもっとすればかなり強くなると思う。K-1ルールでやらされそうだけど。
- 第5試合
フランソワ・“ザ・ホワイトバッファロー”・ボタvs藤本祐介○ - 判定。大晦日最大のアップセット。K-1ルールとはいえ、まさか三流キックボクサーがボクシングの元ヘビー級チャンプからパンチでダウンを奪うとは。ボタはもう用なしでしょう。こんな奴に大金払ってたのか。
- 第6試合
○フランシスコ・フィリォ vs TOA - 判定。TOAに判定までいくようじゃフィリオも限界でしょう。
- 第7試合
○A・ホースト vs モンターニャ・シウバ - 判定。つまらなかった。
- 第9試合
中邑真輔 vs アレクセイ・イグナショフ - タックルで何度もテイクダウンするも、そこから攻め手のない中邑。3R、タックルに膝をあわされてレフェリーストップでイグナショフのTKO勝ち。その後、中邑側の抗議を受け勝敗は主催者預かりに。
膝を受けた後もすぐに立ち上がったのに、それを確認せず当たった瞬間にストップしたのはどうかと思うし、ブレイクのタイミングも速かったと思う。中邑は不運だった。ただテイクダウン後に何もできなかったのは事実。イグナショフはさらに成長するだろうし、ブレイクのタイミングが速く、ロープ際で縺れたらスタンドで再開するK-1MMAルールでのリベンジ戦は厳しい。
ただこのまま引き下がれないでしょう。リベンジできたら中邑の株は上がる。総合の練習に専念して、イグナショフを倒すしかない。
- 第10試合
曙太郎vs ボブ・サップ○ - 1R2分58秒、サップがパンチでKO勝利。予想以上に曙には圧力があったけど、ただそれだけ。いくら相撲を極めたとはいえ、打撃の素人がK-1ルールで勝てるはずがない。内容も無残だった。まあとりあえず格闘技として成立してくれて良かった。曙を捨て駒に使う谷川恐るべし。
- 総括
- 視聴率は一番かもしれないけど、次につながるものはほとんどないし、格闘技としてレベルの高い試合もなかった。話題性だけでそのルールでの素人を使うのはやめましょう。プロレスラーはよく頑張ったと思う。顎祭り組みに比べれば遥かに根性をみせてくれた。