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J1浦和は5日、J2へ降格した東京VのDF相馬崇人(24)と、J1に昇格する京都のFW黒部光昭(27)の獲得を発表した。相馬は完全移籍。黒部はC大阪でプレーした昨季と同じく期限付きで、期間は2月1日から1年間。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jtoto/headlines/20060105-00000028-kyodo_sp-spo.html

相馬はJ2に降格したヴェルディから、優勝を争えるレッズに移籍。一応ステップアップになるのかな。相馬はJ2でプレーするには勿体無いレベルの選手なので、J1でプレーできる事は本人にとって良いこと。レッズで活躍すれば代表入りも夢ではない。同じくヴェルディから移籍したワシントンと1シーズン一緒に多くプレーしているアドバンテージもある*1

注目すべきは相馬と三都主の左WBでのレギュラー争いがどうなるか。同一クラブに同国の代表クラスの選手が共存するのは健全ではないと思うが。WBとしてレギュラー争うするのか、4バックでのSBとSHとして共存するのか。噂通り三都主がガンバに移籍するという可能性もあるのかな。

相馬を失った事はヴェルディにとって痛恨。去った事実を嘆くよりも、相馬の置き土産の1,5億を如何に有効活用するかが重要。昇格を争うライバル柏の左サイドから平山を引き抜くのが効果的だと思うが、ラモスの事だからどうなるか分からない。

他にもキャプテン山田がセレッソ、小林が大宮、戸田が広島という噂がある。小林大吾も引く手数多でしょう。ラモス、津波、闘将、永井とヴェルディ愛を謳い読売カラーを強めて、即戦力に次々と放出の話。ラモス@ヴェルディが何をしたいのか分からない。今年の過密日程は愛とかでどうにかできるレベルにないと思う。


黒部のレンタルというのも効果的な選手補強。レッズは田中達也の怪我がまだ長引くし、本来FWの永井と岡野は右サイドでプレーしているので、FWの層は意外と薄い。レンタルというのも低リスク。それにしてもレッズの補強は凄いな。

J2に降格した柏がチーム崩壊の危機に陥った。FW玉田圭司(25)に清水から正式に獲得オファーが届いたことが4日、明らかになった。他にもMF明神智和(27)のG大阪移籍、DF土屋征夫(31)の大宮移籍が決定的になるなど、主力の大量流出は避けられない状況。今月下旬の始動を前に1年でのJ1復帰に早くも暗雲が垂れ込めた。
生え抜きのMF明神もG大阪移籍が確実。柏への愛着から残留の選択肢も残していた。しかし、戦力が不透明な状況に決意を固めた。さらにDF土屋、波戸は大宮移籍が秒読み段階で、MF大野は元コーチのラモス東京V監督のラブコールを受けて移籍を決断。DF永田、FW矢野も新潟入りが確実で、主力がそろってチームを去ることになる。
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2006/01/05/01.html

J2に降格した柏は主力が軒並み移籍してしまう危機に陥っている模様。
名古屋に続いて清水の玉田を狙っているらしい。清水に玉田を獲得するほどの資金力があるか疑問なだけに、実現する可能性はかなり低そう。既にポストタイプのパートナーにはマルキーニョスがいるので、そこまで玉田が必要とも思えない。バックアップには贅沢すぎる。
土屋は外様なので移籍は仕方ないとしても、生え抜きの明神や、若い永田や矢野にまで移籍の噂があるのは驚き。この噂が全て実現したら柏はかなり厳しい。
ガンバのダブルボランチ遠藤と橋本がいるので、そこまで明神の必要性は高くないと思うけど、ACLを戦うにおいて層が厚いに越した事はないんでしょう。複数ポジションができるユーティリティープレーヤーは便利な存在。
ヴェルディ新監督に就任したラモスの補強方針はかなり疑問だけど、柏の大野は悪くないかもしれない。柏で一緒に戦ってある程度は気心が知れているだろうし、昇格を争うライバルから戦力を引き抜くのは常套策。人情的にはどうかと思うが、そんなものを重視していてはあの超過密日程を戦い抜けないでしょう。

J1のG大阪は5日、今季からJ1の京都からDF手島和希(26)を期限付き移籍で獲得したと発表した。契約期間は2月1日から1年間。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jtoto/headlines/20060105-00000041-kyodo_sp-spo.html

レンタルでの即戦力獲得は、ACLを戦う上で選手層を厚くするガンバにとっては効果的。後は明神、マグノ・アウベス、加地が獲れれば、今オフの補強は大成功となる。

Jリーグの大宮がホンジュラス代表FWサウル・マルティネス(29)を獲得することが3日、濃厚になった。
天皇杯限りで浦和を退団したFWトミー・マリッチ(32)にも既に獲得の申し入れをしたが、来季の外国人選手枠は、契約更新したトニーニョを含めて2選手というのがクラブの方針であることから、マルティネスを獲得した場合、マリッチへのオファーを取り下げる予定だ。
http://www.saitama-np.co.jp/news01/04/04a.htm

他にもヴェルディから小林慶行、柏から土屋と波戸と、今オフの移籍市場はNTTマネーで大宮の勢いが凄い。吉原、マルティネスの新2トップは嵌れば怖い。外国人枠を一つあける戦略も不気味。

名古屋がフランス1部メスの韓国代表FW安貞桓(29)の獲得を狙っていることが、3日までに分かった。昨年7月に横浜からメスへ移籍した安は先発機会に恵まれず、再び移籍先を模索中。欧州のクラブを希望しているが、名古屋も獲得に乗り出した。
http://www.nikkansports.com/ns/soccer/p-sc-tp0-060104-0004.html

名古屋はFWが補給ポイントなので、最低一人は即戦力を獲得する必要がある。名古屋の戦術的には独力で得点できるタイプが適切。そういう意味ではJ1も経験豊富な安貞桓は悪くない。
今年の名古屋は朝鮮路線ですかね。でも新監督はオランダ人。

3年ぶりにJ1復帰する京都が、大型補強を計画していることが3日、明らかになった。日本代表の柏FW玉田圭司(25)をはじめ、鹿島MF深井正樹(25)東京VのMF小林大悟(22)の3人をリストアップ。クラブ幹部は「この3人にはオファーを出すことになるでしょう」と明言した。関東圏でのプレーを希望し獲得は難航が予想されている玉田にも積極的にアタックする方針。
http://osaka.nikkansports.com/osc/p-ot-tp3-060104-0015.html

名古屋、清水に続いて京都の玉田を狙っているらしい。玉田は一体ドコに移籍するんだろう。WCメンバー入りを目指すためにはJ1でプレーするのが最低条件だと思われるので、移籍はほぼ確実なのかな。
深井は鹿島でもレギュラーとしてプレーしていたので、わざわざ他クラブに移籍する可能性は低いと思う。MFでプレーする事によって幅も広がったし、FWとしても鈴木より遥かに怖いし、鹿島が手放す事はないでしょう。
そしてようやく小林大吾の移籍の噂が。もっと争奪戦になってもおかしくないレベルの選手と思うので、今まで移籍の噂がなかったのが不思議なくらい。テクニカルな日本人司令塔がいないクラブはぜひ欲しいと思う。ヴェルディにとっては必須の選手だけど、主力に次々と移籍の噂があるヴェルディで、大吾はどういう選択をするんだろう。J2でプレーするレベルの選手でないのは確か。



ところでジュビロの補強話はマダー? この時期まで噂すらないのは期待出来そうにないなあ。信男と河村の移籍がほぼ確実なので、最低でも本職サイドアタッカーのバックアップは必要不可欠。
そして出来れば傑出したトップ下orストライカ*2。ファネンブルク、アジウソンドゥンガスキラッチを見て現主力が急成長したように、今の若手にもワールドクラスの見本が必要。
現実問題として、チェ・ヨンス獲得に費やした負債で金欠なのかしら。藤田が残してくれた移籍金はぜひ有効活用して欲しい。

*1:相性的にそこまで良いとは思わないけど

*2:Jリーグでいうならポンテ、マグノ・アウベスのような傑出した外人助っ人