ミルコvsハントの再戦が決定

PRIDEを主催するDSE(ドリームステージエンターテインメント)は7日、都内事務所で会見を開き、12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催される「PRIDE 男祭り2005 頂―ITADAKI―」の追加カードとして、ミルコ・クロコップvsマーク・ハントヴァンダレイ・シウバvsヒカルド・アローナエメリヤーエンコ・ヒョードルvsズールの3カードを発表した。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/headlines/20051207-00000018-spnavi-spo.html

元キックボクサー同士が総合ルールで戦ったらどうなるんだろう、というマッチメーク。ハントと一流のグラップラーに当てたらすぐ極められて終わってしまう可能性もあるので、勝負論でいえばミルコ戦は悪くない。PRIDEの一線で戦い続けているミルコ有利は間違いないと思うが。

02年3月のK-1での対戦では、ミルコが左ハイキックでハントからダウンを奪って判定勝ち。ただ立ち技ではそこまでの差はない。技術ではミルコの方があるだろうけど、ハントの打たれ強さは人間離れしている。展開次第では、グランド技術に優るミルコがテイクダウンを狙いにいくかもしれない。

気になる対戦相手は田村潔司一本に絞って交渉しており、榊原信行DSE代表は「時間もないのでなんとか1週間以内に決めたい」と早期決着に全力投球の構えだ。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/headlines/20051207-00000020-spnavi-spo.html

桜庭vs田村はもう旬が過ぎてるし、田村がやりたくないから実現しないのでは。試合内容も好勝負にはなりそうもないし、Uインターでの好試合のような回転体も見れないでしょう。大晦日のお茶の間ファンの需要もなさそうだし、他の展開を考えた方が良いと思う。

一方の美濃輪について榊原代表は「大会に熱をつける上でも任せたい」と第1試合での出場はすでに内定済み。対戦相手については「日本人以外で考えている。美濃輪ワールドを引き出せる相手を選んで最終調整をしているところ」と階級にこだわらず“お祭り”らしい対戦を考えている様子だった。

の美濃輪相手は派手に勝てそうな色物になりそう。美濃輪を売り出すためにはそれで良いと思う。下手に勝負論を求めて強豪と当てたらつぶれてしまう。例えば郷野なんかと当てたら、間違いなくお茶の間受けする試合にはならない。