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リーグ戦が終わりさっそく移籍の噂が白熱。まあ話半分に聞いておかねばならんが、飛ばしと思ってたのが意外と当たったりもする。

G大阪FW大黒将志(25)が優勝を置き土産に契約が切れる今オフ、海外移籍する可能性が3日、浮上した。6月のコンフェデ杯(ドイツ)でギリシャ、ブラジルからの得点で欧州クラブから注目され、グルノーブル(フランス2部)バレンシア(スペイン)ベンフィカポルトガル)など数チームが興味を示しており、今後正式オファーに発展する可能性がある。
http://www.nikkansports.com/ns/soccer/p-sc-tp0-051204-0019.html

バレンシア*1ベンフィカ*2ではまず出場が難しいだろうし、WC直前のこの時期の移籍はリスクが大きい。アラウージョが抜けるガンバにしても絶対必要な戦力だし、大黒としてもWCイヤーにリスクは犯してまで移籍するかは微妙。
そもそも大黒の国際的な評価はそこまで高くないので、日本人オーナーがいるグルノーブルはともかく、強豪クラブのバレンシアベンフィカが本気で欲しがるとは思えない。

G大阪は、J1初優勝決定から一夜明けた4日、今季のJ1で得点王に輝いたFWアラウージョ(28)が、契約満了により今季限りで退団する、と発表した。5回戦進出を決めている天皇杯全日本選手権終了後に母国ブラジルへ帰り、ブラジルのクラブでプレーする予定。
http://www.nikkansports.com/ns/soccer/f-sc-tp0-051204-0032.html

これは既定路線か。33得点の絶対的エースの穴を埋めるの誰であってもは苦労しそう。ACLとの過密日程もあるし、王者チームにとって来年は試練の年ですな。

FW吉原宏太(27)が今季限りで退団することが3日、明らかになった。大黒の台頭で昨年から出番が減り今季も終盤はベンチから外れていた元日本代表は移籍を決断。新潟など数クラブがすでに獲得オファーを出している。
また、ベテランDF実好礼忠(33)が戦力外で退団。J2京都のDF手島和希(26)の獲得に乗り出していることも分かった。MF森岡茂(32)も戦力構想から外れ、右MFには昨オフもオファーを出した東京の日本代表DF加地亮(25)の獲得が濃厚。「ポスト・アラウージョ」にはサンパウロFCのFWアモローゾを筆頭でリストアップ。
http://www.nikkansports.com/ns/soccer/p-sc-tp0-051204-0017.html

地獄のACLがあるので、吉原は残留させた方が得策だと思う。ただ吉原自身にとっては移籍して出場機会を得た方が良いでしょう。移籍濃厚かな。
ガンバは右からの攻撃が手薄だし、レギュラーRWBのベテラン渡辺もスタミナ不足なので、運動量抜群の加地の補強は理想的。ただ加地はFC東京に残留すると思う。
アラウージョの後釜にはマグノ・アグベスという記事が以前あったけど、これからも色々な名前が紙面を踊るでしょうね。ブラジル紙によるとアモローゾは関東方面でも狙っているクラブがあるらしいが。

C大阪が来季の悲願の優勝へ、アテネ五輪代表の大分FW高松大樹(24)獲得に乗り出していることが3日、分かった。今年8月にも獲得を打診しており、関係者は「FWのリストに入っている」と明言した。
高松には浦和、東京も興味を示しており、争奪戦は必至。だが、小林監督が大分を率いていた時代に高松を指導した経緯があり、クラブ側は優位に交渉を進めていけると考えている。
http://www.nikkansports.com/ns/soccer/p-sc-tp0-051204-0014.html

高松争奪戦が始まっている模様。高松は地味ながら着々と成長している。フィジカルが以前よりかなり強靭になっていて、楔のボールに対してDFをしっかり背面で押さえたポストプレーが向上している。プレースタイルと合うチームにいけば即戦力だと思う。深刻な財政難の大分は旨みのあるオファーがあれば断れないでしょう。
セレッソのCFは西沢が30歳になるし、京都からレンタル移籍中の黒部の去就も微妙。西澤の後継者候補として押さえておいても損はないと思う。でも来シーズンはまだまだ西澤が健在だし、今年の黒部のように控えが濃厚。それを考えると高松が移籍するなら他クラブが有力。

J1大分トリニータのFW高松大樹(24)が4日、他クラブへの移籍の可能性を示唆した。同日、大分市内のホテルでクラブ側から来季の条件提示を受けたが「A代表を狙える高いレベルの環境でやりたい気持ちがある」と打ち明けた。アテネ五輪代表のストライカーには、浦和やFC東京、C大阪が獲得に興味を示している。
年俸アップの提示にも高松の心は即残留という決断には至らなかった。それどころか「金額ではない。一番必要としてくれるクラブでやりたい。いろいろ話を聞いて決めたい」と移籍を視野に入れていることを明らかにした。原靖強化部長らからは「大分で優勝を狙ってほしい」とラブコールを送られたが、「優勝を狙うといっても戦力的には無理だと思うし」と首をひねった。
http://www.nishinippon.co.jp/nishispo/kyu_j/news/top_trinita.html

これは移籍確実か。

J1の各クラブは、来季の契約を更新しない選手を発表した。
広島はGK河原正治(21)、DF吉田恵(32)、MF高木和正(21)、FW木村龍朗(21)、FWジョルジーニョ(20)、FW田中俊也(21)、FWガウボン(23)。
東京は、DF迫井深也(28)、DF中村亮(24)。
大宮は、DF辻田真輝(21)、MF安藤正裕(33)、FW大沢朋也(21)横山聡(25)。
名古屋は、DF諸江健太(20)、MFセバスティアン(18)西川司(20)、FWエドアルド(19)。
http://www.nikkansports.com/ns/soccer/f-sc-tp0-051204-0029.html

広島は9ゴールのガウボンを放出するのか。Jリーグの中では優秀な長身FWという印象がある。うちもやられたし。まだ若くて給料も安いし、1ゴール1億のチェ・ヨンスよりは遥かにお得な選手。フリー移籍なら獲得を視野にいれるのも一つの手。
若手外国人もかなりの数が解雇。ジュビロは正体不明のセネガル人を雇うくらい外国人枠が余っているので、有望な選手がいれば将来を見越してキープしておくのも一つの手。

J1磐田のFW川口信男(30)とFW崔龍洙チェ・ヨンス、32)は3日、来季の移籍先を探す可能性が強くなった。出場機会を求めているためとされ、磐田残留は難しいと見られる。クラブ側は今後、両選手側と話し合いを進めていく。
川口信は1998年、順大から入団し、リーグ戦139試合に出場し、12得点を決めるなど、リーグ年間王者など数々のタイトル奪取に貢献してきた。今季は若手の台頭もあって出場機会は減って8試合で1得点。後半戦も控えからも外れることが多かった。
崔は今季、市原からレンタル移籍していた京都から移籍。得点の量産を期待されたが、序盤に負った足の故障などが響いて本来のプレーが出来ずに、15試合でわずか1ゴールしかマークできなかった。
また、クラブ側はシーズン途中に加入したセネガル人のカマラ(19)と来季の契約を結ばないことを明らかにした。
http://www.shizuokaonline.com/sports/soccer/iwata2005/20051204000000000015.htm

FWのチェ・ヨンスが移籍濃厚。山本監督の希望で移籍金1億・年俸1億で獲得するも、1ゴールと泣かず飛ばずだった。チーム1の快速の川口信男も出場機会を求めて移籍希望。寂しいが出場機会のあるクラブの方が良いだろうし、本人の希望なら仕方ない。西も怪我で長期離脱するので、FWの補強は必要。

噂ではセレッソボランチファビーニョ、韓国リーグからFWを狙っているらしい。韓国人はもういいでしょ。外国から補強するなら、今のレギュラー陣が控えにいっても納得するような、外国人枠を使う意味のある最高の選手を連れてくるべき。ブラジル視察の成果はあったのかねえ。

昨シーズンのように大金を使ってまで他クラブの主力を引き抜く必要はない。他のクラブが羨むような選手層が既にあるし、レンタル中の菊地の復帰が最重要。将来を見据えて若手を積極的に起用し、補強は怪我人と放出選手の穴埋めで十分。どうしても大金かけてまで補強しなければならないのなら、補強ポジションは一つしかない。

今シーズンは監督の要望を鵜呑みにせず、既存戦力との兼ね合いや費用対効果を見極めた補強をすべき。即戦力を同一リーグのクラブへレンタルに出すなんていう愚行は論外。

*1:FWの層は無駄に厚い。クライファート、ミスタ、ディバイオでさえ常時出場は難しいくらい。

*2:ヌーノ・ゴメスミッコリがいる