Ｕ−18日本代表発表
ＧＫ
１・林彰洋（流通経済大柏高） １８・秋元陽太（横浜ＦＭユース）ＤＦ
４・福元洋平（大分ユース） ５・槙野智章（広島ユース）
２・堤俊輔（浦和ユース） １３・伊藤博幹（Ｇ大阪ユース）
２０・安田理大（Ｇ大阪ユース） ３・内田篤人（清水東高）
１２・大島嵩弘（柏ユース） ２３・吉田麻也（名古屋ユース）ＭＦ
７・梅崎司（大分） １０・横谷繁（Ｇ大阪ユース）
１５・森重真人（広島皆実高） １４・柳澤準（柏ユース）
８・山本真希（清水ユース） ６・青山隼（名古屋ユース）ＦＷ
１７・木原正和（広島ユース） １６・ハーフナー・マイク（横浜ＦＭユース）
１１・森島康仁（滝川第二高） ９・小澤竜己（青森山田高）
１９・星原健太（Ｇ大阪ユース）２２・森本貴幸（東京Ｖ）
２４・伊藤翔（中京大付属中京高）
http://www.so-net.ne.jp/FW/fw_news/tools/cgi-bin/view_text.cgi?topic_id=1129546357
クラブユース勢が17名と大半を占めている。この世代は一つ上の現U-20と比べるとかなり小粒の印象。まあ伸びてくるのはこれからでしょうけど。ちなみに高校年代王者のヴェルディユースからは一人も選ばれていない*1。それだけ層は厚いということか。
DFの中心は大分の福元。シャムスカ体制以降はトップチームでもレギュラーに定着していて、安定した守備と正確なフィードで連勝に貢献している。U-20に飛び級させても良いくらい。増島よりJリーグでの活躍度は上。北京五輪代表有力なレギュラー候補．コンビを組むのは広島の槙野か。
このチームはこれまでの日本代表には珍しい4バックで戦っている。SBは右が鹿島に内定した内田で、左がガンバYではMFの安田なんだろうけど、どちらも攻撃が持ち味で守備は心許ない。守備力のあるSBが少ないという日本全体の傾向が、この世代だけ取っても見てとれる。
中盤は主にフラット。中心は清水の山本。Jリーグでの出場機会も既に豊富な右サイドアタッカー。他にもサイドアタッカーは割と充実していて、レギュラー候補の柳沢や*2、飛び級の梅崎の突破力は中々のもの。ただし、この世代も上の世代同様、今野のように突出して守備に優れたMFがいない。
FWが7人招集と多い。飛び抜けた存在がいないので、監督も絞込みに苦慮していそう。平山、カレン、前俊の一つ上の世代と比べるとどうしても小粒。FC東京内定でインハイチャンプの小澤、高円宮杯で活躍したスピードのある星原などの新戦力に期待したい。
これまでの中心はハーフナーと森本。森本はJリーグ経験では他を圧倒しているけど、最近は出番がなくて伸び悩んでいる印象。試合経験が必要な時期に、ベンチが定位置になっているのはどうなんでしょうハーフナーは高さは凄いけど、同タイプの平山以上に幅が狭く、シュートもあまり巧くない。でも2人ともこれからでしょう。プロの2人にはチームを引っ張る活躍を期待したい。
このチームはアジア一次予選で北朝鮮を上回らないと、ワールドユースどころかアジア最終予選にも行けない北朝鮮の若年層はかなり強く、U-17では予選では敗れて世界大会の切符を逃してしまった。どうにかこの合宿でメンバーが固まればいいが。
