DSE、来秋にも「立ち技」進出へ

PRIDEを主催するDSEが新イベントとして、立ち技の世界最強トーナメントを開催する方向であることが3日、明らかになった。DSEの榊原信行社長が語ったもので、早ければ来年秋にも実現される。DSEにとって立ち技イベント開催は初。すでにミルコ・クロコップヴァンダレイ・シウバマーク・ハントらが参戦候補者に挙がっている。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/headlines/20051004-00000010-spnavi_ot-spo.html

どうなんだろう。PRIDEは総合格闘技に専念した方が良いと思うが。
確かにミルコとハント擁する陣容は魅力的。これにレコなんかが絡んで来ればK-1にもレベル的に見劣らない。打撃のうまいストライカーも多く存在する。ただ選手層の差は歴然。
それにシウバやハリトーノフが、立ち技ルールでKOされるシーンなんて見たくない。彼らの打撃の鋭さはあくまで総合ルールにおいてであって、立ち技ルールとなるとまた話は別。スタンドを維持しながら打撃を繰り出せる技術が凄いわけで、立ち技限定ルールでは真価を発揮できない。
目玉のミルコもまだ総合でトップを取っていないんだから、総合ルールにまだまだ専念して欲しいところ。勿体無い。

参戦候補選手にはミルコ、ハントのほかに、打撃にたけているハリトーノフ、シウバ、ボクシング出身の西島洋介らが浮上する。トーナメントには、高額賞金がかけられる予定で、ファン感謝イベントの意味合いで、PRIDEファンに提供する意向だ。
「やるからには、完全実力主義。“PRIDE何やってんだ”っていわれないように、しっかりしたイベントにしたい。名実ともに、立ち技世界最強を決めるものにする」と榊原社長。

1日限りのお祭り的なイベントなのか。立ち技世界最強を決めるものにするからには、またK-1からの引き抜きもあるんですかね。