ロビーニョがレアルへ他

鹿児島実から94年に横浜入りしたMF遠藤彰弘(29)が神戸に完全移籍することが分かった。
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2005/07/23/05.html

完全移籍というのはかなり驚き。ボランチマグロン加入の影響かな。経験豊富な選手だから、神戸にしたらかなり心強いと思う。

レアル・マドリーCFは21日、サントスFCと合意に達し、ブラジル代表FWロビーニョ(21歳)を2,400万ユーロ(約32億4,000万円)で獲得したと発表した。
http://jp.uefa.com/competitions/UCL/news/Kind=1/newsId=319176.html

ターゲットをずっと狙っていた選手をようやく獲得したようだ。追記:また移籍差し止めになったみたい。

しばらくはFWでスーパーサブ的な使われ方をするのかな。マドリーにとって即戦力としてFWが必要だったとは思わないけど、将来的な展望を踏まえればそう悪くない補強。でも欧州初挑戦の若手に32億とは太っ腹。天才ドリブラーは意外と先行き不透明なのに。

あと、いい加減このチームは守備力強化するつもりはないんでしょうか。ウッドゲートは絶対また怪我するよ。エルゲラもCBでは不安定なところがあるし、サムエルもいまいちリーガにフィットしていない。サムエルをインテルに売ろうとしてるけど、それはちょっと早計だと思うな。売るならウッディでしょ。あとグラベセン1人ではまた中盤守備が崩壊する。新加入のガルシアはあくまでバックアッパーだし。

昨季のUEFAチャンピオンズリーグ覇者、プレミアシップリバプールFCが、サウサンプトンFCでプレーしていたイングランド代表の長身ストライカー、ピーター・クラウチ(24歳)を移籍金1,010万ユーロ(約13億6,400万円)で獲得した。
http://jp.uefa.com/competitions/UCL/news/Kind=1/newsId=318698.html

モリエンテスの控えに13億か。CL王者マネー。クラウチは長身で懐が深く足下も巧みなFW。フィジカルはそんなに強くない。ひょろいズラタンという感じ。まあ、そこまで巧くはない。

リバプールにとっては、有能な控えFWを確保でき、将来性にも期待出来るということで、中々効果的な補強。チト高いけど。モリエンテスバロシュ、シセと得点力はそこまでないので、もっと決定力のあるタイプの方が必要だった気がしないではない。

クラウチにとってはせっかくのWCを前に、ベンチスタートが濃厚なチームに移籍するのはマイナスだと思う。現イングランド代表は大型FWが固定できていないので、常時活躍すれば代表定着するチャンスは十分あると思うんだが。

サッカーの日本代表MF中村俊輔(27)が、スコットランドリーグの名門グラスゴーセルティックに移籍することになった。今日22日に現在所属するレジーナと中村の代理人が条件面を最終確認し、明日23日にも正式発表する。移籍金350万ポンド(約7億円)、年俸74万8000ポンド(約1億5000万円)の3年契約による完全移籍。
http://www.nikkansports.com/ns/soccer/p-sc-tp0-050722-0002.html

本当に名門セルティックから7億のオファーがきたのか。この不況下で凄いな。
つーか、まだ決まったわけではないのね。勇み足だった。でもセルティック以上の好条件を出せるクラブが他にあるとは思えない。スペインやフランス辺りであって欲しいけど、ほぼ決まりでしょうな。

本人は本音はスペインに行きたかっただろうし、テクニシャンとしてより成長するにはスペインの方が合っていただろうから残念。俊輔にこの額を払えるスペインのクラブは限られているし、そういうクラブには俊輔以上のテクニシャンが君臨しているので、移籍金の高いセルティックになってしまったのは仕方ない。トップ下型テクニシャンを重用するリーガで見たかったけどなあ。

スコットランドリーグはセルティックとレンジャーズの2強が圧倒的に抜けていて、それ以外はかなりレベルが劣る。昨シーズンも2位と3位の勝ち点差は31。せっかく欧州屈指のリーグであるセリエAで揉まれてレギュラー張る位になったのに、レベルの数段落ちるリーグで更なる成長が望めるんだろうか。まあ欧州カップ戦に長期参加できるようならその問題は解決するかもしれないけど。

スコットランドリーグでなら間違いなく俊輔のテクニックはトップレベルだろうし、それはセルティックであっても変わらないと思う。ただフィジカル重視の肉弾戦に俊輔が耐えられるかどうか。トップ下を置くのかも疑問。セリエAであれだけやれたんだから、通用しないという事はまずないだろうけど、ボールが頭上を行き来するようなサッカーで俊輔が成長できるかは微妙。

セルティック自体のレベルもかなり高い。ストラカン監督はサウサンプトン時代も主に中盤フラットの4-4-2を採用していた。2センターの一角は俊輔には厳しいから、そうなるとライバルはサイドのトンプソンかペトロフ。かなり手強いライバル。テクニカルなトップ下の選手としてなら俊輔の方が上だろうけど、セルティックのサイドにはかなりフィジカルや守備能力が求められるような。

ちなみに昨シーズン、イングランド・プレミアリーグ*1でも活躍したジュニーニョ・パウリスタというブラジルでも有数の素晴らしいテクニシャンは、セルティックでは通用せず出場機会もごく僅かでした。

まあ、リーグのレベルはイタリアに比べるとかなり低いので、出場さえすれば活躍するチャンスは十分あるとは思います。正式決定するなら頑張ってもらうしかない。レギュラー落ちしてコンディション不良になったら日本代表に響いてしまう。

*1:当然スコットランドよりレベルは上