チェルシーがSWP獲得など

プレミアシップ王者のチェルシーFCが、マンチェスター・シティFCに所属していたイングランド代表ウィンガー、ショーン・ライト=フィリップス(23歳)を3,040万ユーロ(約41億400万円)で獲得した。
http://jp.uefa.com/competitions/UCL/news/Kind=1/newsId=317710.html

流石チェルシー、これだけの好条件を出せばシティも断れない。

ショーン・ライト=フィリップス(Shaun Wright-Phillips)ことSWPは快速サイドアタッカー。プレミアの右ウインガーというとC・ロナウドの評価が高いけど*1、昨シーズンまでならSWPの方が上だったと思う。

チェルシーは昨シーズン右ウインガーの数が足りずに*2、怪我人が出た際に4-3-3を維持しきれない事もあったので、その穴を埋めるウインガーの補強は的確。スピード感のあるプレーでプレミアでも実績抜群のSWPというのは考えうる最適な人材だと思う。

これでロッベンとダフにも遜色ないバックアッパーを確保。モウリーニョのサッカーに馴れればダフから右ウイングのレギュラーを奪ってしまう可能性さえある。ロッベンはたぶん怪我を何度かしそうなので、大変重宝する存在になるはず。チェルシーの高速カウンターの切れ味はさらに増しそう。

浦和が、獲得を目指しているアルゼンチンリーグ得点王ウーゴ・マリアーノ・パボーネ(23=エストゥディアンテス)に対し、今日18日にも正式オファーを出す。退団したエメルソンに代わるFWとしてリストアップしていた。犬飼社長は「相手をなぎ倒して得点を決めるような強くてキレのある選手。うちのFW陣も勉強になるはず。なんとしても取りたい。エメルソンを売った金があるから、資金面でも問題ない」と、推定移籍金500万ドル(約5億5000万円)の完全移籍を目指す。
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2005/07/18/02.html

そうきたか。サビオラ以上なのかはともかく、そう悪くない選択だと思う。FW育成王国エストゥディアンス出身*3のタンケ(戦車)というニックネームを持つ非常にパワフルなFW。アルゼンチンリーグ得点王がJリーグ来たら最強クラスでしょう。
でもレッズには、勝者のメンタリティを持っていてピッチ内・外でも見本となるような経験豊富な選手が必要だと思うけどね。タイプ的にもドリブラーより周りを活かすのがうまい長身ポストプレーヤーの方がチームの幅を広げそうだし。

*1:ベストイレブンとか大抵ロナウドだし

*2:代わりにMFのジョー・コールがこなしていた

*3:他にはパレルモ、ファリアス、ロメオ、ガジェッティなど