ビエリがインテル退団など

レアル・マドリーウルグアイ代表のMFパブロ・ガルシア(28歳)とDF/MFのカルロス・ディオゴ(21歳)を獲得した。
オサスナでゲームメーカー役を担っていたガルシアは4年契約、ディオゴリバープレートから5年契約で移籍した。
http://www.so-net.ne.jp/FW/fw_news/tools/cgi-bin/view_text.cgi?topic_id=1120268897

どちらもバックアップの補強と考えればかなり有益。レアル・マドリーは、ジダネス・パボネス*1の影響で中間層の薄さが問題視されていたから、そこを埋めるのはかなり効果的。
ディオゴは恐らくRSBとして起用されるはず。レギュラーRSBのエルゲラの控えは左利きのブラボが務めていて、これがかなり穴になっていた。ディオゴは将来性もあるし、ブラボよりRSBとしては数段上。これでセルヒオ・ラモス獲得はなくなったかな。
パブロ・ガルシアはどうなんだろう。マケレレ放出以来弱点とされている守備的MFは、中間層というより中心になるような選手が必要なはず。マスチェラーノを無理してでも獲っておくべきだと思うけど。

FIFAは1日、セリエAのローマに対し、今後1年間、国内外を問わず新しい選手の登録を禁止すると発表した。1年前にフィリップ・メクセスをオーゼールから獲得した際に、不当な行為があったため。
メクセス移籍に関しては、オーゼール側が、メクセスはローマにそそのかされて、クラブの許可なしに契約を一方的に破棄したと訴えていた。
ローマはシーズン終了後すでに、DFのサムエル・クフォー、MFのロドリゴ・タッディ、FWのシャバニ・ノンダの3人を獲得したが、FIFAの決定により、これら選手を登録できるかどうかも定かではなくなった。
http://www.so-net.ne.jp/FW/fw_news/tools/cgi-bin/view_text.cgi?topic_id=1120268931

ローマピンチ。スパレッティもとんだ貧乏くじを引いてしまったものだ。補強できないということは放出もなくなりそうなので、カッサーノの移籍は延期なのかな。順当ならユーベ、次いでマドリー辺りに移籍しそうだったんだけど。

UEFAチャンピオンズリーグ覇者のリバプールFCは、ミドルスブラFCに所属していたオランダ代表MFボウデビン・ゼンデン(28歳)と4日に契約を交わすことを発表した。
http://jp.uefa.com/competitions/UCL/news/Kind=1/newsId=313726.html

左サイドのユーティリティプレイヤー。SBやSH起用は当然として、3センターの左インサイドハーフでも十分計算できる。LSHはキューウェルに期待出来ないからリーセしかいないし、LSBはトラオレが少々不安定。貴重なバックアップとして有益な補強。

セリエAFCインテル・ミラノが、イタリア代表FWクリスティアン・ビエリを放出した。インテルとビエリの契約は、2006年6月30日までとなっていた。しかし1日、この契約が、双方合意の上で解除された。
http://jp.uefa.com/competitions/UCL/news/Kind=1/newsId=313505.html

結局インテルではスクデット獲得はならずと。インテルでのベストシーズンとなると、クーペル監督時代の02-03シーズンになるのかな。自身の怪我でチームも失速してしまった。その前年も凄かった。当時は世界最高のストライカーとの呼び声高かった。
近年はフィジカルの衰えによりプレーに全盛期のキレがなくなってしまった。アドリアーノという絶対的存在もいるし、放出も致しかたないのかな。これでアドリアーノマルティンスの2トップが基本線に。
ただアドリアーノはかなり怪我が多い。彼の控えにビエリがいれば心強かったと思うけど。クルスは純粋な点取り屋ではないからちょっとタイプが違う。インテルは大型ストライカーを一人獲る必要がある。

ビエリはどこにいくんだろう。まだまだ引く手数多だと思うけど。ユーベ、ヴィオラトッテナムニューカッスルボルトンアトレチコ、セビージャ、CSKAモスクワが噂に。本人はマドリーに行きたいらしいけど、それはちょっと難しそう。

UEFAチャンピオンズリーグ予選を控えるウディネーゼ・カルチョが、ACペルージャに所属していたナイジェリア代表MFクリスティアン・オボド(21歳)を獲得した。
http://jp.uefa.com/competitions/UCL/news/Kind=1/newsId=313693.html

CLの過密日程を戦うウディネーゼにとってはかなり大きい補強。ピサロムンタリの貴重なバックアップ。レギュラー奪取するくらいのポテンシャルも秘めている。
てか、なんでヴィオラは買い取らなかったんだろう。マレスカと違って、出場すればかなりの頻度で活躍していた。終盤はゾフがおかしくなって使われなくなったけど、プランデッリの元でも十分やっていけたはず。勿体無い。
このままいくとダブルボランチはドナデル+中田。噂ではブラージやレデズマを狙ってるらしい。レデズマが来たら中田は移籍した方が良いかもしれない。中田なら十分レギュラー争いできると思うけど、プランデリは中田をセリエAレベルのトップ下*2ボランチ*3としてあまり評価していないから。サイドのバランサーとしてはかなり評価してるだろうけど、そこは中田が嫌がるだろうしね。3センターはないだろうし。

クラブ・アトレティコ・デ・マドリーが、RCDエスパニョールでプレーしていたアルゼンチン代表FWマキシ・ロドリゲス(24歳)を獲得し、2008年6月までの契約を結んだ
http://jp.uefa.com/footballcentral/news/Kind=2/newsId=313675.html

欧州カップ戦でるわけでもないのに豪華補強できるとは、アトレチコは金あるねえ。冬のマーケットで右サイドにグロンキアを取っておいて、夏にはまた同じ右サイドアタッカーのマキシを獲得。金の使い方をどこか間違えてる。マキシ自体はリーガでの実績もある良い選手だけど。

USチッタ・ディ・パレルモが、セリエBに降格したブレシア・カルチョからストライカーのアンドレア・カラッチョーロを獲得した。移籍金の額は明らかにされていない。パレルモは、その交換要員として、FWダビデ・ポッサンツィーニをブレシアへ移籍させる。
http://jp.uefa.com/competitions/UEFACup/news/Kind=1/newsId=313670.html

カラッチョロは2年連続で活躍してる若手有望株なので、それなりの値段と推測される。パレルモも金持ちですなあ。トニとカラッチョロの足下巧みな長身2トップは強力。相性的には微妙なところもあるけど、デル・ネーリは長身2トップを活かすのがうまいからね。
パレルモにはキエーボ時代の盟友である司令塔コリーニやサンターナもいる。これでようやくデルネーリは力を発揮できるような陣容を手に入れた。デルネリ好みの長身FWもサイドアタッカーレジスタもいなかったローマは明らかに合っていなかった。
でも今シーズン大活躍したブリエンツァはどうするんだろう。フラットな4-4-2だと起用法が難しい。デルネリがあまり好まないタイプなので、移籍もありえるかも。

東京は2日、パラグアイ1部リーグのセロ・ポルテーニョから同国代表FWササ・サルセード(23)の加入が内定したと発表した。リベルタドーレス杯では今季、8試合で9得点を挙げている。
http://www.nikkansports.com/ns/soccer/f-sc-tp0-050702-0023.html

FC東京はルーカスが怪我すると途端にFWの質が落ちてしまうので、新外国人をFWにしたのは悪くないと思う。ということは2トップの4-4-2が基本線になるのかな。今野1ボランチの4-1-2-3はまだ早かったと。

*1:ジダンのようなクラック達と、パボンのようなカンテラの選手達でチームを構成すること

*2:独力での局面打開力や得点力に欠ける

*3:守備意識より攻撃意欲の方が高いのがプロビンチアのボランチには向いていない