ミドル級GP1回戦で吉田vsシウバ

格闘技ファンが、そして何よりも本人たちが望んでいた再戦がついに決定だ。PRIDEを統括運営するドリームステージエンターテインメント(DSE)は17日、都内にある吉田道場で会見を開き、「PRIDE GRANDPRIX 2005」(4月23日・大阪ドーム)の1回戦対戦カードとして吉田秀彦vsヴァンダレイ・シウバが正式決定したことを発表した。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/column/200503/at00004233.html

最もお茶の間の注目を惹くこのカードを1回戦で組むとは予想外。どちらの選手も一回戦は組みし易い相手と当てて、このカードを2回戦以降まで引っ張ると思ってたんだが。
1回戦でいきなり盛り上げられるし、どちらが消えても目玉選手一人は2回戦以降に残せるという面が優先されたのかな。吉田が知名度の低い強豪外国人に負けるのもイメージが悪いし。

吉田にはもう少し等身大の相手とやって欲しかった気持ちもあるけど、非難轟々の桜庭vsヴァンダレイよりかは良かったのかも。ヴァンダレイvs強豪外国人はおそらく2回戦以降で見れるしね。

これまでの二人の戦い振りを見る限り、ヴァンダレイ有利は揺ぎ無いでしょう。ヴァンダレイは前戦で有効だった柔道着を利用しての攻めをさらに考えてきそう。吉田は賛否両論の柔道着着用が吉と出るか凶と出るか。相手のギをうまく利用できる柔術経験者相手にはマイナス要素の方が大きいと思われるが。シウバも勿論経験者。

この日の会見で榊原代表は、「PRIDE GRANDPRIX 2005」へのクイントン・“ランペイジ”・ジャクソンダン・ヘンダーソンの出場決定を発表した。
すでに発表済みの選手と合わせ、これで出場決定選手は10名。残りの6名のうち5名は3月中に発表される予定で、最後の1名は「PRIDE武士道−其の六−」(4月3日・横浜アリーナ)で行われる「ラストワントーナメント」により決定することになっている。

実績上位の2人が順当に選出。お茶の間を意識したのか、BTT枠から漏れたのか、強豪ヒカルド・アローナは外された模様。ニンジャとアリスターも多分駄目でしょうな。
ミドル級GP開幕に向けて順当にメンバーが絞られてきた。残り5名は、グレイシー枠(ハイアンかな)、五輪メダリスト、UFC枠、適当な噛ませ犬、日本人といったところか。田村は難しそう。後一人くらいはアッと驚く目玉が欲しいですな。