曙、相撲殺法で金星つかむ

「今まで審判に怒られて止められていたことが、すべてできる」――K−1で巨体を持て余していた曙が“何でもあり”の総合格闘技戦に向け、気持ちよさそうに四股を伸ばして踏んだ。K―1ルールでは、5戦全敗。得意とする突き押しや右四つも、プッシング、つかみとして反則を取られ、ストレスが溜まる一方だった。しかし、総合では、相撲技のほとんどが使用可能。禁じ手さえも武器になる。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/column/200411/at00003120.html

ホイス相手に総合デビューが決定した曙さんやらまた笑いをとりにきている模様。

時間無制限要求が予想されるホイス陣営に「1分30ラウンドにしてほしい」とけん制し、相撲ばりの短期決戦を想定した。

「1分30ラウンドにしてほしい」って・・・。短期決戦というか、ただ単にインターバルによる休みが欲しいだけのような。

「どうやってホイスを倒すか、頭の中では描けている。四股が効くと思う」と、相撲技をバーリトゥード用にモデファイする。「スタンドならサバ折りも、かんぬきも有効。グラウンドで引き込まれたら、「安田(忠夫)さんのギロチンチョーク(01年バンナ戦)がうまく入れば、そう簡単には抜けない。それに、寝転がっている相手に足を上げて踏みつけたらどうなる?」と不敵な笑みを浮かべる。

四股が効くって(笑)。ゲームの中でしかお目見え出来なかったこんな技が、総合格闘技で出てしまうのか。そして安田じこみのギロチンまで狙っている模様。今時ギロチンなんてバンナにも効きませんよ。不敵な笑みで相変わらず自信満々の曙さん。また大晦日決戦前に特訓の模様を放映して欲しい。去年放映された練習風景は最高だった。バスケットボールを腹筋に落とす練習で悶絶する曙さん。また期待しています。

一方のホイスは褒めごろし作戦。

「曙の弱点? リングに上がってみなければ分からないよ。あの大きな体を見てごらん。まさしく強さの塊さ」。ホイスが珍しく、身振り手振りをまじえて、笑顔でコメントした。
<中略>
柔道王から、横綱へ。ターゲットは、大相撲に定められた。「曙が“伝説の男”だということは知っている。私の2倍の大きさがあるんだ。すごくいい試合になるだろう」と132キロ体重差をものともしない。
<中略>
しかし、周囲はホイスの選択を無謀と反対した。特に父・エリオは曙戦オファーに絶句。「今度ばかりは止めておけ」と諭したという。ホイスは「僕の人生における、最大のチャレンジなんだ」と説得。“伝説”を倒すことで、さらなる伝説に自らが進化するつもりだ。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/column/200411/at00003121.html

この褒め殺しの真意は一体。本当にエリオが「止めておけ」と言ったかは疑問。持ち上げるだけ持上げて、凄いと認識させた選手を倒して美味しいとこ取りをする気かね。グレイシーのイメージ戦略は相変わらず徹底している。でも日本で曙さんがまだ強いと思ってる人はもういないよ。残念。