ミルコの大晦日

サッカー選手としてもデビューしてしまったミルコ。大晦日の相手は噂されていたハントではなく、今年敗れているランデルマンになりそう。ジュシュとの再戦はジュシュの肩が重症だったようでほぼなし。シウバとの再戦の噂も最近は聞こえてこない。ランデルマン戦は「リベンジ」という盛り上げ方は出来そうだけど、勝敗の行方にあまり興味はもてない。何が起こるか分からないのが格闘技とはいえ、ミルコが同じ轍を踏む事はないと思うから。

「ランデルマンが試合を受けないのなら、TK高阪と戦いたい」――PRIDE男祭り2004(12月31日、さいたまSA)で、ケビン・ランデルマン戦が浮上したミルコ・クロコップが19日、ランデルマンが再戦を拒んだ場合は、7日にパンクラススーパーヘビー級王者となった高阪剛との対戦を熱望。さらに、自身との対戦を望むハントには、スパーリングパートナー、ファブリシオとの査定試合を指定した。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/column/200411/at00003111.html

ランデルマンの方は勝ち逃げしたいらしく、まだ決定には至っていない。その場合は高坂の可能性もあるみたい。ランデルマンに勝ったウォーターマンに、パンクラスのタイトルマッチで勝利した事が評価されてみたい。高坂を大舞台でそろそろ見てみたい気もするな。でもPRIDEデビュー戦の相手がミルコでは厳しい。
できたらミルコにはもう一ランク上の相手を当ててもらいたい。個人的にはハリトーノフが相応しいと思う。ミルコvsハリトーノフなんて垂涎のカード。でもジュシュ戦をクリアーしてPRIDE王座挑戦権をほぼ手中にしたのに、次の相手がハリトーノフでは厳しすぎか。もし負けてしまったら夢のヒョードル戦も遠のいてしまうし。難しいところですな。まあランデルマンとのリベンジ戦でもハント戦でもいいと思います。ハリトーノフ戦はタイトルマッチの後にでも実現して欲しい。
スパーリングパートナーのファブリシオ・ヴェウドゥムも気になるところ。アブダビ2位にして(高坂にも勝利)、柔術王者。以前のミルコのグラウンドの師匠であるベンチッチとは比べ物にならないし、柔術の実績ではあのノゲイラより上。彼のチーム・クロコップ加入により、ミルコのグラウンドは飛躍的に成長しているらしい。ヴェウドゥム自身もミルコと打撃練習に励んでいるとのこと。既にジャングルファイトで強豪ブラガを打撃でKOしているし、MMAの才能もかなりありそう。PRIDEデビュー戦が待ち遠しいですな。