ギリシャvs韓国

開催国ギリシャ代表と黄金世代と謳われる韓国代表の開幕戦。かなり熱い試合だった。
韓国は技術的にしっかりしていて繋いで攻める。ギリシャはカウンターチームという印象。でも韓国に退場者が出て10人、その影響で韓国は慎重になって、ギリシャがボールを保持して攻めていく様な展開になってしまった。こうなると相手を引き出してから攻めに移りたいギリシャはやりづらそうで、カウンターチームにありがちな苦戦パターンに陥ってしまった。その上一人少ない韓国に先制されて、オウンゴールで2点差。その後はギリシャが数的有利を生かして圧倒的に攻めるもゴールを決めきれない。どうにか韓国のクリアミスから1点返して、終了間際のPKで同点。その後は中盤省略の攻め合いで試合終了。
韓国が退場でせっかく自滅しかけたのに、ギリシャがチャンスを逸しすぎた結果が熱戦になったというところ。韓国は11人ならけっこう強そう。ただ個人能力はあっても、チームとしては成熟されていない印象。ギリシャは長身選手による空中戦とセットプレーが強み。ホームアドバンテージを生かせば躍進はあるかも。如何に相手を引き出してから素早く攻めれるかですな。決定力がなさすぎるのも問題。

で、アルゼンチンvsセルビア・モンテネグロが6-0って何ですか。この試合はまだ観てないけども、アルゼンチンの強さは抜けているのかな。だってコパ・アメリカのあのチームがほぼそのまま来るんでしょ。ソリンとサネッティがいないだけで。ブラジル始め南米の強豪を内容で圧倒したチームが年代別大会に来たらそりゃ強いよ。個々の能力でも過半数がフル代表レベル、チームとしてもビエルサの戦術が浸透しているわけだし。
プラーヴィU-21欧州選手権で素晴らしいパスサッカーをやっていて、この調子ならアテネでも躍進するかと思ってたけど、アルゼンチン相手にスコア上は子ども扱い。各クラブとの交渉に失敗して主力不在のようなんでしょうがないのかな。ラゾヴィッチとか観たかった。