五輪、ライバルのOA状況

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20040806-00020430-jij-spo.html

優勝候補に挙げられるイタリアは、エースのジラルディノら21歳以下欧州選手権の優勝メンバーに、オーバーエージ(OA、24歳以上)枠3人をフル活用し、MFピルロらを招集した。トップ下、ボランチをこなすピルロは、日本でいえばMF小野の存在。攻撃の核として戦力アップへの貢献は必至だ。

他はDFフェラーリとGKペリッツォーリ
雑誌などでジュンティーレ監督のインタビューを読む限り、どうやらピルロはトップ下で使われそう。トレクァルティスタの位置にファンタジスタ必要論者と自ら明言していたし。U21欧州選手権を観ると3ボランチ気味にやってる試合があったんで、ピルロをそのままレジスタとして使うと思ってたんだけど。
日本としてはピルロがトップ下に入った方が抑えやすそうな気がする。中盤の底から有能なサイドプレーヤーにパスを散らされたら厄介だし、その位置までプレッシャーを掛けるのは容易ではない。トップ下の方がプレッシャーを掛けやすいと思う。小野もトップ下よりボランチで起用した方が良いよ。

初戦の相手、パラグアイも充実している。OAはDFガマラ、FWカルドソらA代表でも軸となる実力派ぞろい。特にガマラはW杯にも2大会連続出場し、パラグアイの堅守を象徴する33歳のベテラン。その高さ、屈強さはFW平山の前に大きく立ちはだかるだろう。
さらに、A代表でもエースのサンタクルスが補欠登録されている。所属のバイエルン・ミュンヘンが出場を拒否しているが、直前まで交渉を続けるという意思表示だ。

3人目のOAのパレデスは怪我で辞退したらしいね。代わりの選手(誰かは失念)はどうもコンディションが出来ていないらしい。
ガマラとカルドソA代表の主力。しかも強みは既にコパでオリンピック世代と融合を果たしていること。OAの小野が直前合流した日本より、一緒のチームで実戦経験をこなしているという差は大きそう。
サンタクルスは補欠登録なのね。コパでのピサロが負傷してブンデス開幕は絶望なんで、バイエルンは恐らくサンタクルスをオリンピックに貸し出す事は許さないと思う。そうなったら日本にとっては朗報。サンタクルスカルドソじゃ、ある意味ジラルディーノの1トップより脅威だもんね。

ガーナもユベントスで活躍するアッピアら3人をOA枠で招集。A代表を兼ねるポルトガル人のバレット監督が指揮を執り、選手の半数以上もフル代表経験者。若手期待のエシエンが外れたが、手ごわい相手になりそうだ。

OAはアッピアーと後の2人は誰だろう。バイエルンのクフォーとかが選ばれているのかな。アッピアーはこの世代に入ったらかなり強力だと思う。
メンバーから外れたエシエンってエッシェンの事だよね。これは日本にとって朗報。リーグ・アン開幕を控えているリヨンが許さなかったのかな。
ガーナに関してはチームとしての試合を観たことがないんで何とも言えないけど、アフリカ予選を勝ち抜いたんで弱いわけがない。欧州の一線で活躍している選手も多いし、オリンピックでのアフリカ勢の強さは過去の大会で証明済み。厳しい戦いになりそうです。