バーレーン戦

GK:23 川口能活
DF:3 田中誠→6 中田浩二(前半44分)、5 宮本恒靖(Cap)、22 中澤佑二
MF:21 加地亮→24 西紀寛(後半41分)、4 遠藤保仁、15 福西崇史→8 小笠原満男(後半0分)、14 三都主アレサンドロ、10 中村俊輔
FW:11 鈴木隆行、20 玉田圭司

スタメンもバーレーンに苦戦するのもこれまでの試合を見れば予想通り。普通にやれば勝てる相手とかじゃなくて、普通に出来ないのがジーコジャパン
先制されて、理不尽な退場判定で10人と数的不利。そこから同点に追いついて逆転。今度は逆に追いつかれて逆転される。絶体絶命の中、試合終了間際に追いついて、延長で勝ち越し。そのまま凌ぎきって決勝進出。審判さえも敵に近い完全アウェーの中、なんていう試合展開なんだろう。
選手の凄まじい頑張りは賞賛に値する。よく走れない選手には低い評価が与えられるもので、この試合でも恐らく名指しで色々言われるんだろうけど、今日の終盤に走れなかった選手を非難するのは酷。ろくな暑熱対策のない中での高温多湿の環境、前4戦ほぼフル出場で疲労困憊、しかも序盤にミスジャッジによる退場で10人になって戦っていたんだから。
今日は程度の違いはあれど全員が勝利へ向かって戦っていたと思う。じゃなきゃ今日みたいな試合は勝てない。いくら監督の能力に疑問があっても、足が攣りながらも必死にボールを追い続ける選手達の頑張りを見ると「負けろ」とかは思えないんで、怪我なく無事に帰ってきて、出来れば優勝して欲しい。
でも玉田は大丈夫なのかな。膝を怪我して別メニューという情報だったけど、今日は今大会で一番動きが切れていた。ボランチ退場だとFWを一枚削って中盤を厚くするのがセオリーなんで、怪我と合わせて真っ先に代えられると思ってたんだが。何か吹っ切れたのかな。2ゴールとも素晴らしすぎ。最後は足が痙攣していたようで、それでも動こうとする姿は観ていて痛々しかった。本当に凄いよ。
でも何でこの大会はシルバーゴール方式でもゴールデンゴール方式でもないんだろう(コメント欄参照)。この過密日程で、延長突入したら30分強制的に試合させるのは無理があると思うんだが。シルバーゴール方式をなくすなんて事はせず、選手のためにも復活させた方が良い。
ジーコは……(今日はもういいや)。