ロベカル

マドリードのブラジル代表DFロベルト・カルロス(31)が、チェルシー移籍でほぼ合意に達した。25日付英国各紙が報じた。移籍金2000万ポンド(約41億円)、週給12万ポンド(約2460万円=金額はいずれも推定)の4年契約。両クラブ間の最終交渉を経て正式決定する。
http://www.nikkansports.com/ns/soccer/world/p-sc-tp2-040526-0011.html

31歳の選手に41億円の移籍金を提示できるのはチェルシーしかいないでしょう。移籍させてしまったら戦力的には間違いなくマイナス。左サイドでの圧倒的な攻撃力と同時に、相手の右サイドの上がりを封じ込める役割も持っている。劣勢でも果敢に上がれるSBはロベカルだけ。でも年齢的には売り時でもある。レアル・マドリーもこれが本当なら断れないだろうな。むしろ旨みのある話ではないかな。チェルシーにとっても効果的な戦力補強だけど、ブリッジがいるのにこんな大金を31歳の選手に払うかねえ。

スペイン1部リーグ、レアル・マドリーに所属するブラジル代表DFロベルト・カルロスの今後の動きがますます分からなくなった。『BBCブラジル』は彼がレアル・マドリーを出たいという希望を語った、というインタビュー内容について報じたが、ロベルト・カルロス自身がこれを否定している。
「どうやってそんな話が作られたのか分からない。インタビューはしていない。子供たちはスペインで学校に通っているし、マドリーを出たいとは思っていない」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20040526-00000021-spnavi-spo.html

シーズンオフらしい。今年も移籍の駆け引きに伴う“決定”と“否定”の繰り返しでしょう。どうせ“飛ばし”だからなんて冷めたスタンスで物言いをつけるのは野暮というもの。