全カード決定

アレクセイ・イグナショフ vs 中邑真輔
ボブ・サップ vs 藤田和之
ドン・フライ vs 中尾芳広
ジョシュ・バーネット vs レネ・ローゼ
ゲーリー・グッドリッジ vs ザ・プレデター
BJペン vs ドゥエイン・ラドウィック
須藤元気 vs ホイラー・グレイシー
サム・グレコ vs LYOTO
ブルー・ウルフ vs トム・ハワード
出場予定選手:山本KID徳郁
(※谷川プロデューサーは「ふさわしい相手が見つからなければ、出場は見送る」と発言)
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/headlines/20040511-00000101-spnavi-spo.html

軽量級に関しては凄くいいカード。
ついにBJペンが日本上陸。彼はパウンドフォーパウンド最強と名高い現UFCウェルター級王者。本来-70㎏で戦っていたにもかかわらず、増量してのウェルター級初戦で、それまでパウンドフォーパウンド最強との声が根強かった最強王者マット・ヒューズにいきなりチョークで一本勝ちしてしまった。2000年のブラジリアン柔術世界選手権では史上初の外国人王者にもなっている穴の少ないコンプリートファイター。
その相手のラドウィックも一流ファイター。総合出身ながら、ムエタイ王者にもなっている武田幸三K-1ルールでKOしている。総合ルールでも、UCC12ではスタンド打撃に優れた前UFCライト級王者ジェンズ・パルヴァーをKOで下していて、日本で御馴染みの須藤元気にもUFC42で勝利している。BJペン有利は揺ぎ無いが、ラドウィックも一撃必倒の打撃を得意としているだけに何が起こるかわからない。これは楽しみだ。
ホイラーvs元気も興味深い。衰えたとはいえ『グレイシー』の名をヒクソン、ホイスと共に広めた伝説的ファイター。一流のグラウンドテクを持ち、K-1参戦でスタンド打撃も向上している元気とどれだけ好試合を展開できるか楽しみ。よくホイラーは受けたな。
ジョシュはローゼか。ジョシュの実力に相応しい相手とはいえないけど、まあしょうがないか。テーマは一応プロレスラーvsプロレスキラーかな。2連敗した安田の尻拭いをしてください。ローゼには『プロレスの力というのを皆に知らしめる最新のサンプル』になってもらいましょう。
PRIDE常連ファイターのグッドリッジは怪物プレデタープレデターは同じ巨人系でもシルバとは違いただの木偶の棒ではないので、レスリング王者にもなったポテンシャルに期待。
無限の可能性を秘めているLYOTOグレコか。知名度の高いグレコに勝って価値をあげていきましょう。いずれは同階級のトップファイターと組んで欲しい。
ウルフvsハワードは何気に新日本プロレスZERO-ONEの代理戦争。試合内容は期待できないけど、裏まで読むと中々興味深い。
あとはドン・フライが中尾なんとかをしばいてくれる事に期待したい。